■2002年11月1日(金曜日)
10月のアクセス解析から検索語チェック。
- 77: musk
- 72: cuty
- 67: BUCK
- 66: buck
- 66: slip
- 65: tick
- 62: melon
- 58: TICK
- 32: OR
- 24: 夏木マリ
(リクエスト数: 検索項目、上位10項目)
んー。つまり「BUCK-TICK」より「cuty musk melon」の方が人気があると。「今井寿」より「櫻井敦司」より「夏木マリ」の方が人気があると。違うか。
そして、ランク外ではありますが依然として「金髪ヌード」の需要が高いようです。皆さん欲望に忠実ね。そこで、例の画像をアップしてみましたよ。(参考:2002年1月9日の日々録)
とってもキュートでワシは好きなのだが刺激が強いのをお好みの方には物足りないかも。そういう方はプレイボーイチャンネルでも見てね。ワシのお気に入りは「突撃セックスレポート」と「セックス法廷」。ジュリー裁判長!
■2002年11月3日(日曜日)
うわー! カウンターゲッターしちったー!(これ)
■2002年11月9日(土曜日)
SOFT BALLET at SHIBUYA-AX
7年振りに再始動のソフバさんのライブである。
わしは解散してからソフバさんを知ったクチで、ライブビデオは何本か見たのだがフルアルバムは1枚も聞いていない。そのうち聞こうと思いつつたらたらしていたら今回の再始動で、新作の「SYMBIONT」は買ってはみたものの何度聞こうとしても途中で寝てしまい最後まで聞けていない、という状態で迎えたライブ当日。リアルタイムで聞いていたわけではないので再始動への感慨というものもなくて、ただどんなライブなのか楽しみだなあという心持ちである。
この日の東京はおそろしく寒く、寒風吹きすさぶ中だいぶん待たされてようやく入場。ここは場内にロッカーがないので荷物やら上着やらは会場外のロッカーに入れるしかないのでみんな薄着で震えながらの入場である。
番号が遅かったので無理に前には行かずに後ろでのんびり見る事に。ばよばよした感じのBGMが流れる中、PAブースの後ろで壁を背負って金網越しに見る格好。予定では18:00開場19:00開演となっていたが、入場が遅れた分、当然開演も遅れるわけだよね……前の方で待ってる人たちは大変だろうなあ。19:05くらいからやっとこさPAブース内に人が集まり始める。握手をしたり話をしたり、みんな笑顔で和やかムードだったがやがて誰もしゃべらなくなった。と、BGMの音が大きくなったかと思うと客電が少しづつ暗くなり、歓声が上がりだした。
BGMがそのままSEにスライドしていったように聞こえたが、これがぶばばばばばどどどと凄い音量の大低音。スモークがかなり焚かれているのか照明がぼんやりと何本も色を変えて走る。
SEがそのまま1曲目のイントロに繋がっているのか、これがボディビートというやつか、ばんばんぶんぶんと鳴り響く低音、でもまだ何の曲かわからない、でももう踊らされている、凄いビート。
そこへようやく遠藤さんの歌が。と同時に悲鳴のような歓声が上がる。なんと1曲目は「Body to Body」です。そう言えばインタビューでやりたいって言ってたっけか。にしてもこれは…かっこいいぞ…赤シャツひらひらの賢ちゃんが打ち鳴らす電子鳴り物が高らかにソフバ復活を告げるように鳴り響く。なんかこう、晴れやかな幕開けという感じです。んがしかし上手を見やると、そこにはマスクだかなんだかで顔を隠したどんよりさんの姿が。んまあ照れ屋さんね。
新作をちらっと聞いた感じでは妙に古臭い作りだなという感じだったのだが、ライブはとにかくびしびしとかっこいい。にしても遠藤さんはいい声だなあ。賢ちゃんはくねくねしてるなあ。フジマキさんは動かないなあ。
中盤、かなりどろろんとした雰囲気になって客席が圧倒されている感があったのだが、そこへいきなり「メンバー紹介しまあす」と遠藤さん。ドラムの人、フジマキさん(”ギター”と紹介されていた)、遠藤さんご自身、と進んでいき、最後は「キーボード&ダンス!ダンス!」と。それに応えるように賢ちゃんが動く動く。途中、自分の持ち場を離れてたらったたらったとステップを踏みつつステージを闊歩する様子がなんとも楽しそうでやんす。終盤はひたすら激しい感じで押しまくり、最後はぐっとくるバラードで締め。
メンバーがステージを去ると同時に客電が点き、終了アナウンスが流れる中ひたすらアンコールを呼ぶ声と手拍子……でもアンコールはなかったのでした。
いやしかし、かっこよかったっす、ソフバさん。バクチクさんとジョイントライブしないかなあ。かっこいいだろうなあ。
■2002年11月10日(日曜日)
山嵐 at 横浜FAD
念願の山嵐ライブ初参戦。今日はツアーの初日、しかも地元横浜だと言うのに会場の横浜FAD(Flower and Dragonの略だそうな)はキャパ400という狭さ。でも、狭いところならではの一体感が味わえそうで、どんな事になるのかとわくわくである。
会場前にたむろしている人を見ると8割方は10代のようである、この寒い中、半袖半パンで平気なのか君等。若いってのはいいねえ。
物販コーナーではTシャツにタオルに、なんだこりゃ、リストバンドならぬフィンガーバンドですと。絆創膏を押さえるバンドみたいなやつです。弟はタオルとフィンガーバンドを購入してご満悦。今日は画伯の彼女も一緒に参戦です。
30分近く押してようやく入場、ロッカーがないので場内に設けられたクロークに荷物を預けてドリンクを貰って壁側の場所確保。うーん。見渡してみるとやっぱりみんな若い。
と、ステージに人がちらほら。サウンドチェックかと思いきや、これが今日のオープニングアクトを努めるジェロニモの登場であった。わあ。いきなりハードコア大炸裂。ここのベースのビッチさんはあのUNDOWNのビッチさんなわけで、フロアから「3・3・7ビッチー!」の声も上がったがそれはなかった。いやしかし凄いねこれは。数曲演ってさらっと終わったが、大して動いていないのにもう汗かいてるわ。
セットチェンジが終わってさあ、山嵐のお出ましですよ。1曲目は何かなー、やっぱり「山嵐」でくるかなーと思いきや、うわおう、いきなり「Dream On」だあっ。もう、凄い熱気。おおお、オガちゃんがお客さんにタッチしているぜい。聡がめちゃノリだぜい。武史のベースが凄いぜい。
FADの狭いステージに6人がひしめき、そこから繰り出される音は何ともハッピーでヘビーでパワフルだ。ああっ、楽しいぞこれは。酸欠だぞこれは。自分ではそんなに動いていないのに凄い汗。
自家レーベル「豪直球」設立後の第一弾アルバム「マウンテンロック」からのナンバーを中心にガンガン進むハイグレードライブ。
オフィシャルサイトで聡が語っていた「ライブならではのお楽しみ」が飛び出したのは中盤。なんだかどこかで聞いたような……こりゃ「地獄に道連れ」のベースラインじゃん。この人たち、いろんな音楽聞いてるよなあ、しかしこのオーディエンスの何割がこのネタを分かるのか。まあいいか、みんなノってるし。そこから、各種取り混ぜてご用意しております的な一大エンターテインメントが炸裂。名曲「未知のパーフェクション」も装いを変え、がらっと渋くまとめてきた。うまいなー。
気づけば天井が結露している。くー、みんなの熱気が実を結んでる!違うか。終盤にかけてもノンストップでゴーゴー状態、このグルーブったらすんごい気持ちいいよう。
MCなんてもう、これ以上ないくらいベタで恥ずかしくすらあるんだけど(最近の日本人はダメだとか言われてる、若いヤツらがダメだなんて言われてる、でもここにいるみんなの顔見てたら絶対そんな事ないって信じられる、みたいな事をマジで言うんだわ)、ここではそれがアリになっちゃうんだよなあ。
そんなわけで、最初から最後まで熱くてかっこよくてごっきげんの山嵐なのでありました。いいぞお、ヤマは。
■2002年11月14日(木曜日)
HPに自分の全裸画像を掲載、会社員逮捕 愛知県警東署
逮捕されたのは男性。これが女性だったら世間の反応も随分違うんだろうなあ。しかしこの人、一体ナニを主張したかったんだろうか。
■2002年11月18日(月曜日)
お誕生日おめでとう。>弟
■2002年11月19日(火曜日)
先月受けた健康診断の結果が配付され、周りに何とも言えない空気が漂っています。
ある程度の年齢を越えると「何も引っかからないのはオカシイ」と懐疑的になってます。
ま、あたしゃ体重以外は何の問題もない、健康な肥満体だもんねーとナメてかかっていたのですが、今回初めて血液検査の欄に注意マークが。その名は中性脂肪。…ショック。
■2002年11月20日(水曜日)
干物はやっぱり塩味に限る!? 産地・沼津で試行錯誤
うちじゃしょっちゅう食べてるけどなあ、アジの干物。
干物人気が落ちたわけではなくて不況の影響かとは思うんですが、どんなもんですかね。
にしても、マヨネーズが滲みだした干物を見つめる担当者さんの眼差しを思うと切ないっす。
■2002年11月21日(木曜日)
スラッシュドットのコメントにもあったけど、この問題の根本的解決ってのは次世代の音楽メディアの開発と普及にかかってるんじゃないのかな。不正な複製を防止する機能というのはその中に含まれる一つの要素って事で。
違法コピーをする輩に対抗する手段が、規格に準拠しないブツを作って売る事だってのがそもそもおかしい。一般ユーザーを置き去りにするような妙ちきりんな方向に突き進むのはもうカンベン。
その一方で、ユーザーというか消費者側の意識も変えていかなきゃならんのよね。何でもタダで手に入れるのが当たり前、少しでも人より得して生きて行きたい、そんな人は物事の本質を見極める事が出来ずにうわべだけで判断するから、中身のない乱造組成の大量生産に慣れきって何でも使い捨てていく。何かを大事に思ったりなんかしない。だから音楽CDもレンタルしてコピーで済ませられる。
CDの売り上げが落ちているのは、ひとつには不況が原因だろうけれど、実は今の数字が妥当なんじゃないかという気もする。これまでが異常だったんじゃないか。
売り上げを増やして利益を確保しなければならないのは企業の命題だけれども、その一方でアーティストの活動を保障しつつクオリティの高い作品を世に出すのもレコード会社の使命でしょう。10人が10万枚ずつ売るよりも1人が100万枚売る方が目立つし楽なのかも知れないけど、それじゃ何にも育っていかないような気がするわ。
まずは聞く耳を育てなきゃ。そのためにはいい作品を作る。それを然るべき層にアピールする。
そういう当たり前の事を積み重ねて行かないと、「昔は良かったな」ってグチしかこぼせなくなる。過去はどうあれ、未来を作るのは今ここにいる存在にしか出来ない事なんだから。
■2002年11月22日(金曜日)
沙耶ちゃんのところ(http://saya.c-moon.jp/index.php?d=200211-C&cid=22-01/02#22-01/02)から。
MSのFTPサーバーから、顧客データベースなど大量の内部資料が流出
すげーなマイクロソフト。でもね。
これを「バカ」と評するのは簡単だけど、どこの会社も実態を見たらこんなものかも知れない。
ネットワーク管理者がどれほど神経を使っても末端にその意識が伝わらなかったら何にもならんのですわ。うちもやばいかも(おい)。
■2002年11月27日(水曜日)
ガロがオンデマンド出版へ移行
うーん。出版部数が落ちたからオンデマンド化、なのか? それじゃ余計に先細りじゃないのかしらん。
ガロに限らずマンガが売れなくなってるのはCD同様不況とは関係ないような気がするわ。自分自身を振り返ってみても、マンガに対する情熱(?)ってのは薄れてきてる。もうーーーこれ読まなきゃあーーーーってマンガがない。それが何故かはわからないけど。昔はとっても面白かったんだけどね。今は数と言うか量で言ったら昔とは比べ物にならないほど増えてるんだけど、妙に細分化されててターゲットを絞り込んだ物が多くなったように感じる。結果、狭い世界だけで流通してその中だけで満たされておしまい。それが悪い事とは言わないけど、もしこれが一般的に受け入れられる物を作れるパワーがなくなっているって事なのだとしたら、それはよろしくない事だと思います。