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slip into chaos - 日々録(2004年4月)

2004年4月1日(木曜日)

Google やら Amazon やら

あら。

こないだGoogleがプチリニューアルしたと思ったら、今見たらAmazonも。カートの印象が変わったような。

春だからかしら…。

*

最近、また別の日記用ツールを模索中。blosxomが良さげ。YukiWikiの書式が使えるプラグインもあるようなのでこれでいってみたい。会社の社内用ページでPukiWikiを使っているので、Wikiの手軽さは手に馴染んでいるからなあ。

つーか、その会社のPukiWikiでブログめいたことをしているので日々録を更新しない時でも気が済んでいるというか…はっはっは。あくまで仕事の一環(のつもり)なんだけど、「あらこんなニュースがあるわ」と思ったらすぐにちゃちゃっと書けるのでつい。これに慣れるとタグ打とうとする気にならないんだよなあ…ものぐさと言われればそれまでなんだけど。

でも、思った事をその場で形にできるというのはなかなかの快感で、仕事する上で個人的なメモにも共同作業にも有用じゃないかと思っている。とはいえ、会社の面々はなかなかどうして保守的っつーか頭が固い人が多いので、これを主体にするのは難しいかな。まずは頭の柔らかそうな若者層からアピールしていくとするかな。

もちろん、「思った事をその場で形に」するのは紙とえんぴつでもできるけど、Wikiはそれを誰もが参照・更新できるのが良い。書式もある程度決まるから別々のページも見やすくなるし。なんとかうまく使っていきたい今日この頃。

そういえば。

会社のPukiWikiは社内の事務処理に絡んだ諸連絡がメイン(のつもり)なのだけど、「ちょっとした息抜きに」という名目でネットで拾ったいろんなニュースを紹介するページも作って、この日々録みたいな感じで勝手な事を書いていましたら、ある人に「ニュースを見るのが楽しみでアクセスしてますよ」と言われて、なーるほど、更新が頻繁なサイトは通うのが楽しみになるもんなーと今更ながら思った次第で。

事務連絡だけならメールで済む話だけれども、メールだとちゃんと読まれずにポイされる可能性が高いし実際にそれでよくトラブルも起きるので、常に必要な情報が取得できる拠り所を設けてそれを見てもらいたかったというのがそもそもの導入経緯だったので、目的はともかくマメにアクセスしてもらえればそれはそれでオッケーなんじゃないかと。新製品を売り出すのに路上キャンペーンをやったりオマケをつけたりして人目を引くのと同じことだよな。

と、その一方で、うちのサイトもちゃんと更新してかないとなーと。

ああ、いつにも増してとっちらかった話だ。でもそんな感じ。

最近、調子が上がってきたので(って事はこれまで落ちてたって事か何てこったい)、その調子をくじかずに反映できるようなツールをとっとと導入してさくさくっと行きたいものですじゃ。って言ってる暇があったらやれってな。うひー。

*

今、読み返して見たら、書いたつもりで書いてなかった事が山ほどあってびっくり。別にあってもなくてもいいことばっかりだけど、でも残しておきたいお年頃。まあ。書き漏らした分はbloxsomの方に入れる事にしよかな。あーみっともない。

2004年4月4日(日曜日)

ズッコケ三人組

テレビ東京のアニメ「ポポロクロイス物語」が終わって今日から新番組。ポポロは途中で飽きてしまって見なくなったが今期は一体何が、と思ったら、何で今時「ズッコケ3人組」なんだろう。

ともあれ見る。…なんだか、背中がむず痒くなるようなオープニングテーマ…うわー、作詞作曲がRKさんですか。日曜の朝の100%子ども向けアニメの主題歌にはぜんっぜんふさわしくない。この歌のどこがズッコケなんだ。

アニメ本編はというと、チビとメガネとデブという、アメリカ映画ならちょっとエッチな学園コメディになりそうなキャラが主人公だが、エッチのかけらもなく、小学6年生達が普通にズッコケている普通のアニメだ。萌え要素もなさそうなのでチェックしなくていいなーと思ってたら、うっへー、エンディングテーマまでRKさんだ。クレジット見なくてもわかるぞ、このおぞましさ加減。いっそ本人が歌ってミスマッチ度をマックスにまで引き上げてみたらどうだ。どうなんだ。

ジャポニカジャンケン

テレビをたらたら見ていたらジャポニカジャンケンが始まった。おお。待ってたよジャポニカ王子。

ジャポニカジャンケンとはショウワノートのジャポニカ学習帳のCMで繰り広げられるどんちゃん騒ぎで、サンバの格好のジャポニカ王子がサンバのリズムに乗って「ジャッポニッカジャンケン、ジャッポニッカ、チョキ!」とか言ってジャンケンをするというただそれだけの事なのだが、この意味のない賑やかさがなんとなくツボで、毎週真剣にテレビに向かってジャンケンしていたのである(朝のアニメの時間にやっている)。

確か年明け早々に新学期キャンペーンが始まってしまい、それからずーっとおあずけになってしまっていて、もう会えないのかと思っていた。ジャンケンファンとしては大変さみしく、サザエさんとこだけでは物足りなく思っていたのでこの復活は嬉しい限りだ。

余談。

さっき検索して気がついたのだが、ジャポニカ王子は絵日記をつけていたのだ。

さすがはジャポニカ王国の王子、販促に余念がない。来週は負けないぞ(←勝てなかったらしい)。

2004年4月4日(日曜日)

The Cyborg Name Generator:

名前を入れるとサイボーグ名に変換してくれる。サイボーグ名って。ホワイトクラッシャーみたいなやつもいますな。

"marupa"でやってみたら、"Mechanical Artificial Repair and Ultimate Peacekeeping Android"だって。Ultimate Peacekeeping っすか。

Tシャツやマグカップも作れる…ちょっといいかも。

THE MAD CAPSULE MARKETS「CiSTm K0nFLiqT...」

実に3年ぶりのマッド兄さんたちの新作。まだあまり聞き込んでいないのでさらっとした印象だけど。

KYONOの声の存在感が増した。驚くほど。音そのものがバンドっぽくなっているので、それに沿うように変えてきたのか。でも、これがかなりいい感じ。

デジデジ加減は控えめで、よりバンドらしくなった感じ。先祖返りみたいな若さ、青さを感じる。

先行シングル「SCARY」やビデオクリップ「W.O.R.L.D」からの印象だと、もっと重い感じの作品になるのかなと思っていたけれど、意外にフットワークが軽い感じがする。現実は悲惨だけど、この音楽はあくまで前向きだ。それは、眉間に皺を寄せたような深刻さで現実を語るだけでは何にもならないからなのかも知れない。そこまで追い詰められていると見るか、底にいるからこそ這い上がれると見るか。どのみち、未来は現在になり、空想や理想はおかまいなしに現実はやってくる。今、自分たちがいるのはそういう世界。MADはそれを音楽で表現してる。そんな事を考えた。

2004年4月6日(火曜日)

エスカレーターはどこが優れてる?アリが対岸に行くには?(from バーチャル2ちゃんねらー裕子

アリの話はなんだか釈然としないなあ。あーそーですかって感じで。そんなにしてまで対岸に行く必要があるのか?と思っちゃう。

エスカレーターは…そうなのかなあ…そうなのかなあ…なんかちょっともにょる。

ダウンしても別の機能を満たすから素晴らしい”システム”だなんて思わないなあ。それだと、インク落ちがやたら激しい印刷物だって裏はメモ帳に使えるから素晴らしい、みたいな事にならんか。そもそも、エスカレーターが”システム”として果たすべき機能って…誰でも乗り降りが容易にできて運転が安定しててトラブル時の安全が確保されて、っていうんじゃないのか。なんかこう、観点が違うのね。それを求めてるっていうんだったらそれもまた「あーそーですか」だけど。

そもそも、パックマンが女性をターゲットにして成功しただなんて、そんな実感どこから沸くのか。

パックマンの開発コンセプトは、「女性にゲームセンターに来てもらいたい」というものだったそうだ。当時のゲームセンターには男性しかおらず、女性がまったくいなかった。そこで、女性向けのゲームを作って、女性にゲームセンターに来てもらおうと、新しいゲームの開発を始めたそうだ。

ここまではいいですよ。でも、

そこでまず、ファッションや食事など、とにかく女性に関することを観察したそうだ。そのなかから“食べる”というところに着目し、いろいろと観察していたところ、昼食で頼んだピザを食べたときに、その形を見てパックマンの形を思い浮かび、「これだ!」と思ったわけだ。

なんか違うような気が。

「パックマンの形はピザにヒントを得ました」だけなら「へぇ〜」で済むけど、それを女性に結びつけられても。男性客は増えなかったが女性客が増えたっつんならわかるけど、あれはルールも単純でゲームとして面白かったからあらゆる世代で流行ったんじゃないのかなあ。

うーん。

株式会社ウェディング問題を考える会

ふむ。

関連:Wedding Maniacs - ウェディング・まにあっくす

ネットのあちこちでさんざん話題になった話だけど、これからが肝心なのかも。

いま発売中の「インターネットマガジン」5月号でも、「誰も書かなかった検索サービス削除の実態 グーグルから消えたサイトの謎を追う」として取り上げられていますので、興味がある方はどうぞ。

2004年4月1日(木曜日)

衝撃映像に米メディア苦慮 イラク米民間人殺害事件(asahi.com)

歓声を上げる民衆が遺体を切り刻み、車で引きずって鉄橋につるす――イラクのファルージャで3月31日に起きた米民間人殺害事件が、米国内に波紋を広げている。残忍な映像をどこまで伝えるかをめぐり主要メディアの対応は分かれ、ブッシュ政権は沈静化に必死になっている。93年に米兵18人が似たような形で殺され、撤退を余儀なくされた「ソマリアの悪夢」を思い出しながら、米国社会は今後のイラクへの関与をどうするか、自らに問いかけている。

アメリカの論理だけが「真実」だと思っていた人たちには、確かに衝撃なんだろうな…。

でも、米軍の犠牲者数はよく話題に上るけど、イラクの民間人がどれほど殺されてるかってのは意識されてるのかしら。Iraq Body Countはまだ止まってません。

先月創刊した「DAYS JAPAN」には攻撃を受けたイラクの人の姿が収められていて、ただ単純に、こんな事があっていい道理はどこにもない、と思いました。

戦争がきれいごとで済むなんて、そんな妄想どこからくるんだ…。

自分は昭和40年生まれでもちろん戦争体験はないけれど、子供の頃、おばあちゃんがよく空襲の事や、戦後の食料難の中、必死の思いで買い出しに出かけた事など話して聞かせてくれたし、広島の原爆被爆者の人たちが書いた体験記みたいなのを読んだりして、「戦争って酷いものなんだ」と思っていましたから、今、現実に世界で起きている事がどうにも納得いかないし、民族や宗教というベースが自分にはないから実感はできないけれど、それでもやはりそれを理由に人を殺していい事にはならないはずだと、政治のために国家社会が蹂躙されていいはずはないだろうと、そんな事を浅く考えたりしています。

洋画・洋楽の中の変な日本・がんばる日本(from 連邦

すごいなー。映画のみならず音楽のデータも満載の力作サイト。しかもコメントがかなり細かい。いろんな意味でマニアな方ですね。こういうサイトを見つける度に、ネットの恩恵って凄いなあと思います。いやしかし大変なデータ量と濃さだ。

「映画の中の変な日本」と言って思い出すのは、ピンク・パンサーシリーズに出てくるクルーゾー警部んちのエセ日本テイストばりばりのインテリア。好きだわーああいうの。

映画じゃないけど、いしかわじゅんさんのマンガ「うえぽん」に出てくるジョンブル部長のインチキ日本カブレっぷりも好きだったわ。”江戸語を話す人をイナセと言ってな、今は外車の輸入をやっておるのだ”ってな具合で。あーまた読みたいなあ「うえぽん」。閑話休題。

で、こちらにあげられてる数々の映画のうち、ちょっと引っかかったのが「リトルトーキョー殺人課」。「連邦」の吉野さんもおすすめ(なのか?)。

ドルフ・ラングレンがヤクザに向かって「イケナイ!」とか言う

うっわー見たい。「(・A ・) イクナイ!」だったら2ちゃんねるになるところだ。

あと、洋楽に垣間見られる謎の日本語も面白いー。ベン・フォールズ・ファイブの『金返せSONG FOR THE DAMPED』で「金を返せ、俺に返せ、黒のTシャツも〜」って歌ってるってホントかしら。黒のTシャツって。誰に貸したのそのお金。

*

ふむ。調子が上がってきているかも。って事はこれまで落ちてたって事か。まあね。3月は半分くらいしか仕事に行ってないしなあ。

でも、今回は薬を飲まずに回復したなあ。マッサージのおかげかしら。

3月に入ってからずっと肩と腰がのっぴきならない事態に陥っていて、なるほど、「のっぴきならない」というのはこういう時に使う言葉なんだなあとしみじみ思い入るくらいにそれはもう大変な状況で、あまりの痛さに仕事もはかがいかないのでマッサージ屋さんに行ってみようと予約を入れたのに仕事が長引いて行けなくなったりというファッキンな目に遭ったりして、どーにかならんかとネットをうろついてた時に経絡リンパマッサージの本を見つけて、せめて自分でなんとかしようとその本を買ってやってみたらこれがたちどころに効いたのでありました。

もっとも、自分はひどく暗示にかかりやすいタチなので(限定品とか権威とかにも弱い)、本に書いてあった「体の毒素を洗い流してすっきりリセット」「マッサージ後は水分を十分に摂りましょう」というフレーズに反応しただけかも知れないのですが、初めてマッサージをした翌日、ひどく喉が渇いてトイレの回数も増え新陳代謝しまくりまくりという感じになって、心なしかむくみも取れたかも〜なんて思っているうちに気がついてみたら、あれまあ、肩こりが痛くなくなっているではありませんか。

人によって違いはあるだろうけど、きっともともとが毒素たまりまくりだったのかも知れないなあ…うっうっ。来年40だし、ここらで体をリセットしていい調子になったらもっと色々やる気も起きるかも知れないわね、なーんて、妙に前向きになっている今日この頃でございます。

オイラが読んで実践している本はこちら。

「経絡リンパマッサージ」からだリセットBOOK

自分の手で自分の体を撫でさするだけの簡単マッサージで、お風呂の中でやるといいって書いてあるけど、まだマッサージの方法や順番が頭に入ってないから無理だなあ。でも、お風呂上がりにやると気持ちもリラックスしていい感じです。って、BGM はマッドなんだけどね。1回の時間は40分くらいかな(症状の度合いによって回数が違ってきます)。

さーて、今日もマッサージして寝よーっと。

2004年4月8日(木曜日)

「文章の盗作を探知する」ソフトの採用、新聞や警察などにも拡大(Hot Wired)(from セキュリティホール memo

これ、どういう基準で判断してるんだろうなあ。英語ならではかしら。

日本語は難しそうだ、一定の語句を置き換えたら比較するのは大変なんじゃ。

商業ベースのものや同人関連なら2ちゃんねるがあればいい話か。文章どころかマンガのパクリだってざくざく暴かれるもんね。…見るもの全てを「盗作」と言って噛みつくイタタな人もいるけどね…

「肥満」ハムスター、プリンターに挟まり警察出動(CNN.co.jp - こぼれ話)

…。

心理テスト

(2004-04-08-004 [181 bytes] 連載頁)

  1. 四字熟語をひとつ思い浮かべて下さい。
  2. もうひとつ思い浮かべて下さい。

これであなたの何が分かるのでしょう。答えは…

2004年4月9日(金曜日)

DIGITAL CAMERA MAGAZINE 2004年4月号

いいなーこの表紙。

心理テストの答え

  1. 周囲の人への接し方
  2. 異性とのつきあい方

あんまり難しく考えずにするっと出た言葉の方がいいようです。

あたくしの場合、

  1. 明鏡止水
  2. 薄利多売

でございました。はっはっはっはっはっはっはっはっは。

O型不足、輸血ピンチ 人事異動期で企業採血減る(中日新聞)

そう言えば最近献血してなかったな。リンパマッサージで毒素も吐き出しまくっていることだし、週末いっちょ行ってくるかあ。

CDなど録音音楽売上、4年連続減少(TBS News-i)

インターネット利用の 違法なダウンロードなどが、 落ち込みの原因と 指摘されています。

そんな指摘をしたのはどこの誰ですか。っつか、「ファイル交換とレコード業界の売上減少は無関係」なんて論文出されて「やべっ」と考えたさる方面の方々が慌てて作ったネタなんじゃないかと勘繰りたくなるようなこのタイミングは何。それに、「インターネット利用の 違法ダウンロードや CDのコピー」が売り上げ減少の原因なら、どうして DVD だけは上向きに伸びてるのか説明してくんないと。つかつか、この TBS のニュース以外にこの話題が取り上げられてるところがないのはなぜなんだ?根拠レスだからか?もっと大変なニュースが飛び込んできたからか?

イラク邦人人質:男女3人を人質に自衛隊撤退を要求(MSN-Mainichi INTERACTIVE)

ゆりかもめでは先週から駅のホームにあるごみ箱が使えなくなっていて(テロ特別警戒のため)、いよいよ日本も腹くくらなきゃいけない状況になってきてるなと思ってたらこんな形で。

選挙を控えた日本政府はどういう結論を出すか。

劇団四季ミュージカル「マンマ・ミーア!」

ひょんなことからダタ券を手に入れたので行ってみました。こんなことでもなけりゃ一生見る機会ないもんね〜と。が。

なんつーかもう、自分にはホンットに肌の合わないものだとわかりました。開演前のアナウンスからして芝居がかってるんだよ〜、ホントに歌って踊るんだよ〜、セリフも殆どマイク通してるからなんか変なんだよ〜。

舞台としてはハンパなく見事なものだし、ストーリーも単純で楽しめました。母親に女手ひとつで育てられ結婚を控えた、自分の父親かも知れない3人の男たちを招いて父親探しをするという、お子さまにはちょっとアレな表現も多々ありつつも、笑って見られて。

が。

このミュージカル、曲は全部ABBAの曲で、ストーリーに合わせて(少々強引に)ABBAの曲が流れまくり歌われまくり踊られまくるのですが、中学生時分、こづかいを注ぎまくってアルバム買って聞いて歌詞も覚えて今でも大体の曲はソラで歌えるほどに好きだったワシにとっては、「なんじゃそら」みたいな訳詞をあてがわれて歌われる曲の数々は殆ど拷問に近いものが。訳詞の人のセンスが自分にはぜんっぜん合わなかった。元の歌詞に忠実であろうとすればするほど無理が。「Knowing me, Knowing you, it's the best I can do.」を「くるところまできてしまったあ〜」なんて歌われた日にゃあもう…確かにそういう歌だけどさあ…。てな具合に、頭抱えたくなった場面が何度も何度もありましたさ。曲を知らなければ抵抗ないのかも知れないけど、それにしてもフレーズの捉え方っつーかビートの押さえ方っつーか、とにかく曲と言葉の合わせ方がなんだか気持ち悪くて。好みの問題でしょうけれども。歌い方もミュージカルっぽくて、って当たり前の事なんだけど、もうなんだかあちこちこそばゆくなるような居心地の悪さ。

本編が終わるとアンコールみたいにしてキャストが勢ぞろいでまた何曲かやるんだけどそれが「まだやるんか」「まだあるんか」ってくらいしつこくて、しまいには何故か本編で使われていない「Waterloo」(これだけは英語で歌われた)が本編より派手な衣装で演じられて。

踊りも歌も上手で立派だったし、前田美波里さんのプロポーションがスゲーとか舞台装置がスゲーとか照明も音響も完璧だーとか、総じてとてもいい舞台でしたが、申し訳ないほどに自分にはどーにも水が合いませんでした。

なんつーか、音楽とミュージカルって別物だよなっつーか、ミュージカルファンと音楽ファンは必ずしも相容れるものではないよなっつーか、そんなことを考えた一夜でありました。

解禁になった!? ジャニーズ系タレントの写真がネットに登場(やじうまWatch)

うおおお本当だ。一体いつの間に。どういう風の吹き回し、っつか、ようやくここまできたかと言った方がいいのか。

これまでのジャニーズの規制はハンパじゃありませんでしたからねー。公式サイトにも画像は一切ないという徹底ぶり。富士通サイトのCMページでも、他の商品はCM撮影の合間の出演者の様子なんかが写真入りで紹介されているのに、FMVだけは絵コンテとかセットの説明とかそんなんばっかりで。

さあて、これからどう変わるのかしら。

2004年4月10日(土曜日)

2004年ゴールデンウィーク(4/24〜5/4)の旅行動向(JTBニュースリリース)

景気のいいことで。もはや「海外といえばハワイ」の時代じゃないんだなあ…。

イラクで日本人三人の身柄拘束★今井くんが捕まったぁ!(Creative Space)

軽いなー。「捕まったぁ!」か。違うとこの今井くんのことかと思うよな。

世論の大勢は「邦人の尊い命を救うべきだ」みたいになってる感じですが、あの人たちはその尊い命を自ら戦闘地帯にさらしに行ったんじゃん。当然、死ぬ覚悟はできてるよね、本人も送り出した家族も。そもそも人命がどうのこうのって問題じゃないだろうが。

どのみち、「人命は地球より重い」とか本気で思ってる人は、現時点で自分も人殺しの片棒担いでるって事を自覚した方がいい(日本がアメリカに同調するって事はそういう事)。そして、イラクで殺された外交官や民間人たちの事を考えてみるといい。

にしても、犯人グループの要求期限が日本時間の日曜日にあたるとは、よく計算されてるなと思う事ではある。

ところでこのサイト、どういう組織が運営してるのかとか誰が記事を書いているのかの説明がなくてヒジョーに気味が悪い。トピックスも乱立状態で誰かがとりまとめする風でもなし。掲示板はアクセスできんし。どこが「creative」なんだかなあ。

リンク禁止・無断リンク禁止はナンセンスですよ!(from 拾った物を紹介していくスレッD Part4

無断リンク禁止ってとこ、いっぱいあるんだなあ。TBSと新潮社が「大人」っつか、ひっそりだろうとおおっぴらだろうとウェブサーバーにファイルをアップロードするって時点でエブリバディカモン状態なわけだから。知らない人に見られるのがいやならアクセス制限でもなんでも仕込めっつう話で。無断リンクやディープリンク禁止を声高に訴える人によくある主張に「他人の家に上がり込む時は玄関をノックしてから入るのが礼儀ですよね」なんてのがあるが、窓もカーテンも開けっ放しでよく言うよって話で。一体何がそんなにいやなんだろうなあ。

ところで、このサイトのリンク集にある「おまけ」がこれまた凄い。「rink.htm」や「rink.html」はよく見るけど(前はこういうのを見つけるといちいち指摘するという痛い事をしてましたが今では単に「ばかなやつだな」と思うだけです)、「リンクは無料」ってのは強烈だなあ…一方、「リンクは有料」ってのは概ね「うちのサイトからあんたのサイトにリンク貼ってほしけりゃ金出しな」という事のよう。どっちみち「(゚д゚)ハァ?」ですが。ちゃんと「広告」って言え。

THE ROCK ODYSSEY 2004(洋楽@2ch掲示板)

随分前からあるあると言われ続け、ついに4月24日前売り開始なのにウドー公式サイトでは一切情報が出てません。でももうチケット先行発売してるの。なんだそりゃ。って、去年バクチクがサマソニ出た時も公式発表より先にファンクラブで優先予約やってたっけ。なんだろ、公式発表を遅らせる事が注目を集める事だと思ってんのかなー。他のフェスとの駆け引きとか?くだらねー。

にしても…何割かはネタだとしても、このとっ散らかりぶりはどうよ…。

Subservient Chicken(from 拾った物を紹介していくスレッD Part4

入力した命令通りにけったいなチキンが動くサイト。ホントにそれだけ。バカだなー。でも、ちょっと気の利いた動きだったりするんだこれが。hide とか dance とか面白かったけど、一番ツボだったのは drink。そうくるか。

最初にアクセスした時のチキンの様子も色々あって飽きさせない作り。エンタテインメントだねえ。チキンお面まであるよ。これだけのためにドメインとっちゃうとこもバカバカしくていいねえ。オトナの人はエッチな言葉も入れてみてね。うふ。

2004年4月12日(月曜日)

【サイト:イラン航空の日本語ページがすごい http://www.iranairjp.com/index.html(from 拾った物を紹介していくスレッD Part4

はーーーーハライテーーーーーーなんだこの凄いオチはーーーーー

インターネット利用がCD売上に与える影響はプラス〜米大学生の卒論公開(Internet Watch)

5歳から14歳の子供と15歳から24歳の若者においては、インターネットを利用することでCD売上が減少することがわかった。しかし、25歳から44歳と、45歳以上の大人に関しては、逆にインターネット利用によりCD売上高が増加した。総合すると、インターネット利用によってCD売上高は増加する傾向にあった。

ふーむ。なかなか興味深い。

ネットで聞いてみて気に入ったものを CD で買うってのはよくあるもんなあ。アルバム全曲フルに聞けても気に入ったらやっぱ手元に置きたいから CD を買う。

きっかけはどうあれ、まずは聞いてみなくちゃわからんもんね音楽は。ユーザーの聞く機会を増やすためにはネットをもっとうまく使ってかないと。

株式会社ウェディングが、訴訟を取り下げました(悪徳商法マニアックス)

株式会社ウェディング問題の続報。民事訴訟を全て取り下げだそうで。

なにはともあれ、ウェディング側としてはネットの評判を大変気にしているようで、取り下げたのも、皆様がいろんなところで話題にし、応援してくださったおかげだと思います。

んー。そもそもネットが発端なのに、こういう風に話題になるとは思ってなかったんでしょうかね。Google はどうするのかな。

2004年4月13日(火曜日)

||| THE ROCK ODYSSEY 2004 |||

やっと公式発表。しっかし、全席座席指定のフェスって…。

(追記)イベントだと思えば不思議と腹が立たないのはなぜなんだろう。

旅窓厳選!GWオークション特集憧れのスイートルームに泊まろう!(旅の窓口)

今のこの時期にオークションに参加しているのはどういう人たちなのだろう…いずれも締め切りが結構ギリなので、とれなきゃとれないでイイヤぐらいの心づもり、かな。地元の人とかね。

ネットランナー、Meタン無断使用問題に関するまとめ その1(Doblog - ■Forest-Futaba:Great Log Cabinet Of Project 2004 -)(from 拾った物を紹介していくスレッD Part4

ネットランナーは相変わらずお行儀の悪さが目立つ様子。

(ネットランナー→ネット関係の雑誌。Meタン→ふたばちゃんねるの掲示板(二次元裏:通称「虹裏」)から生まれたパソコンOSの擬人化キャラ。OSたん保管庫には他のOSたんも勢ぞろい)

で、関係ないけどまとめサイトさんに保管されてたチャーハンスレが非常にためになりそうな気がするのでブックマーク。http://popup8.tok2.com/home2/forestfutaba/04_03/26_14.htm

更に関係ないけど、ワシに仕えてるMeたんはMeたんらしからぬしっかり者だ…と思ってたんだけど、あの胸のマークに親しみを感じる時点でやっぱMeたんなんだよな。

にしても、いろんなものが擬人化されてるよなー。パソコンのキーボードまで、ひとつひとつのキーが擬人化されてたり。FEPの擬人化はないのかなー。OAKたんのお姉さんのJapanistたんとか従姉妹の親指シフトたんとかさー(参考:NICOLA 日本語入力コンソーシアム-)。

ようやくchaosのindexを更新してこちらにリンクを貼りました。ついでに、12月後半の日々録も前のフォーマットでアップ。

検討していたblosxomは導入を断念。これは日記じゃなくて別の使い方の方がいいような気がする。htmlの動的生成が活きるような。

あとは、この日々録のcssをいじればオールオッケーか。1月から3月までの日々録もそのうち追記してと。そのうちそのうち〜。

(注:現在はこの当時のcgiは使用していません)

2004年4月14日(水曜日)

リンクに関するコラム(from ARTIFACT ―人工事実―

『「無断リンク禁止/直リンク禁止」命令に関する想定問答集』とその続編が面白い。特に、一時期あちこちで大変な議論を呼んだ「儀礼的無関心」についての問答はなかなかのボリュームと内容。「儀礼的無関心」論争についてのサマリとしても読めます。

未だに「毒吐きネットマナー」こそが真実だと思ってるような人は、こちらの問答集を読んで感情的にならずに反論できるかどうか試してみてほしいものですが、そういう人はこういうサイトは見ないんだろうなあ。

イラク人質 狂言(Google検索)

結構ヒットしますね。オイラもなんか変だなと思う。

  1. 人質になった人たちは隣国ヨルダンからイラク入りしようとしていたようだが、一体どこで拘束されたのか?
  2. どうして彼らがイラク入りすることが犯行グループにわかったのか?それともたまたま目について運悪く襲われたのか?
  3. あの映像は本当にイラクで撮影されたものなのか?
  4. これまで無名だった組織がいきなりこんな行動に出たのはなぜか?
  5. 犯行グループの要求が自衛隊の撤退のみに絞られているのはなぜか?米軍への要求がないのはなぜか?

*

昨日の朝、目が覚めると喉の奥に揚げパン突っ込んだような凄い違和感。頭も痛い。全身がだるい。鼻水が止まらないのは花粉のせいだとしても、このよれよれ感は…やばい。熱まである。

会社に電話してビタミンC飲んでリゲイン飲んで布団にもぐり込むとずずーんと落ちるように変な夢ばっかり次々と見たような気がするが思い出せない。じっと手を見る。先月ずっと調子が悪かったので爪がガタガタ。でも今月はリンパマッサージのおかげでいい調子だったんだけどなあ。風呂上がりに半裸でやるからかなあ。一日ごとに気温の差が激しいしなあ。ここんとこ訃報が続くのもそのせいかも知れないなあ。

仕事から帰って来た弟も熱を出している。あちゃー。

夜になってゴハンを食べていたら揚げパン感は薄れたものの今度はトイレの住人になってしまい、結局今日になっても復調しないのでまた仕事を休む。とほー。クビかも。

寝て起きてトイレ行って寝て起きてトイレ行っての繰り返し。忙しい。なんか悔しいのでいろいろ食べてみる(良い子はマネしてはいけません)。と、賞味期限切れのチーズ菓子を食べてみたところ(良い子はマネしてはいけません)逆になんともないので実に理不尽なものを感じる。どうなのオイラの腹。

ともかく、方法はどうあれ復調した模様なのでオールオッケーだ。これからは常に期限切れの菓子を常備しておくことにしよう(良い子はマネしてはいけません)。

2004年4月15日(木曜日)

鷺沢萠さんが死去 泉鏡花賞を受賞(FLASH24)

参考:公式サイト

デビュー作を「文學界」で読んだ時、若くて真面目で鮮烈な印象だなーと思った事をよく覚えている。それからは全然読んでなかったけど。

35歳…心不全か…日記をみると、ちょっと痛々しい。

ご冥福をお祈りします。

イラク日本人3人解放 3人はバグダッド・日本大使館に保護(NNN24)

更に

イラク日本人3人解放 3人は16日にもイラクから出国へ(NNN24)

よかったですね。ふてぶてしいとすら思えるくらいに全員元気で。

(4/16追記)

で、こっちはどうなってるんだ。

新たに2邦人拉致の情報 バグダッド郊外 帰宅せず連絡途絶(Sankei Web)

2邦人、拉致強まる 帰宅せず、連絡途絶(東京新聞)

近すぎて困った(朝日新聞南極プロジェクト)

夢中でシャッターを切るうちに、困ったことになった。ペンギンたちがどんどん近づいてきて、ファインダーの中であふれ始めたのだ。

その時の写真も見たいですっ。

2004年4月16日(金曜日)

視線(from From dusk till dawn

2004年4月17日(土曜日)

小ネタ

美容室「ビル・マーレイ」

や、あったらどうかなーと思って。

*

自分が書く理由。それは、書けば忘れてしまえるからだ。書かずにいると頭の中にずっと残ったままで苦しい。書いてしまえば楽になる。それが自分の書く理由。

加えて、せっかく書いたものを誰かに見てもらいたい、あわよくば何らかのリアクションを得たいというみみっちい根性から、こうして自分のサイトなど開設し公開もしている。まったくもっていやしい事ではある。

道端で歌を歌ったり詩集など売っている人となんら変わりはない。これを恥と見るか。恥を晒してなんぼと割り切るか。これはおそらく、そうでない性質の人には一生わからない心持ちなのだろうと思う。

記者ら2邦人解放 3日ぶり、バグダッドで解決(共同通信FLAH24)

よかったですね。

2004年4月18日(日曜日)

Go smoking(from プチ日記

プチ日記さんは小市民的な肩の凝らないサイトでたまーに読んでるのだが、久しぶりに行ってみたら「Go smoking というサイトでコラムを書いたのでご覧下さい」みたいな事が書かれてあったので行ってみた。が。

このサイト、まずトップページに未成年者かどうかの質問がある。ふむ。試しに未成年だと言ってみる。と、

「タバコは知的水準の低い人と貧しい人が吸う」という説があります。

タバコを吸わなければ、おりこうなお金持ちになれるかもしれません。

20歳になる前に、ぜひ研究してみてください。

と書いた後でリンクがひとつ貼ってある。ポチっとな。現れたのは Yahoo! の検索結果。キーワードは「嫌煙」。…なんだこりゃ。

前に戻って成年の方に行ってみる。今度はタバコが好きかどうかの設問がずらり。

「吸わない。が、理解します」ねえ。ひっかかりを感じつつも迷わず一番下を選ぶ。と、「大変、恐縮ですが... あなたの大っキライなタバコについて、ひと言お願いします。」の言葉。下の方に注意書きがある。

・喫煙者として、書き込みは前向きに参考にさせていただきますが、返信はいたしません。ご了承ください。

・ややこしい、面倒くさい書き込みは、ご遠慮ください。

…なんだかなあ。ともかく、一言書いてみる。と、「書き込みありがとうございます。」というダイアログが出てきた。ご丁寧な事で。OKボタンを押す。すると…飛んだ先はWHOのオフィシャルページである。

それでもうブチ切れですよ。

最初から「喫煙者以外はくるな見るな」と書きゃあいいものを、なんだってこうも被害者意識が強いんだか。他にもサイトの随所に「禁煙嫌煙の風潮に押されて片身が狭いわたしたち」的な姿勢が見て取れる。なんなんだこれは。

こちらのスタンスは「国が認めて売ってるものだから吸っていい」ということらしい。ほほーなるほど。いかにも弱者の言いそうな論理です。これだからタバコのみは嫌いなんだ。

わたしはタバコが嫌い。煙いから嫌い。臭いも嫌い。喫煙者がそばに寄るだけで頭が痛くなる。母も祖母もタバコのみだったがそれを見て自分で吸おうとは思わなかったし、二人にやめてくれとも言わなかった。タバコが元でケンカになった事などない。二人とも吸い方を心得ていたからだ。

わたしはタバコが嫌いであると同時に殆どの喫煙者が嫌いだ。彼らは言い訳をする。タバコを吸う事に対する言い訳だったり、タバコが止められない事への言い訳だったりする。これまで聞いた中で強烈なのはこういうものだ。曰く、タバコは元々ネイティブインディアンの嗜好品。自然と共存する彼らが愛したものが人間にとって害悪であるはずがない、と。本気でこういう事を言うからたまらない。ネイティブインディアンがネクタイ締めて満員電車に揺られて9時5時勤務で紙巻きタバコ吸ってるというならともかく。

もっと凄いのもある。会議でいつまでも結論が出ずだらだら長引くのは会議中禁煙になってしまったおかげで気分転換ができないからだ、と。物凄い言い分だ。そんなもん、会議の運営がヘタなだけでタバコとは何の関係もない。

好きな喫煙シーンがある。池波正太郎さんの人気小説「鬼平犯科帳」の一節。物語の主人公、火付盗賊改方であるところの鬼平こと長谷川平蔵宣似が、入り組んだ事件の解決の糸口を探るべく沈思黙考する時。ひとり自室に篭り亡夫形見の銀煙管を取り出し、ゆっくりと煙を吐き出すその様は、タバコ嫌いのわたしにも必然と思えたし、タバコってのは元々そういうものだったんだろうな、そういうタバコならあってもいいかも知れないなと思わせるに十分なものであった。

アーティストのマリリアさんのパフォーマンスで登場したタバコもかっこよかった。舞台の上で、ゆったりとした音楽に合わせて動きながらゆっくりと火をつけ、おいしそうに吐き出す姿。ああ、本当にタバコが好きなんだろうなあ、と見入ったものだった。

世の喫煙者たちは「タバコを吸う人」というより「タバコがやめられない人」が殆どのように思える。タバコがないと手持ち無沙汰だ、吸ってないと落ち着かない、一服くらいさせてくれよ……うんぬん。吸うのは結構だが、自分が中毒であることに気がついてないのは大したもんである。だから知的水準がどうしたこうしたと言われるのだ。

そしてくだんのサイトであるが、例の嫌煙者からの書き込みが抜粋されて掲載されている。コンテンツのタイトルは「Fun」。「蛇足:我々は、嫌煙者と闘いません」とある。「書き込みは前向きに参考にさせていただきます」とはこういう事か。人を馬鹿にするにも程がある。だったら初めから「ひと言お願いします」なんて言うんじゃねえ。いつまでもそうやってしみったれてろ。

Radiohead Japan Tour 2004 at 幕張メッセ展示場ホール9〜11

いいライブでした。が、ちょっともったいなかったな。

開演は17:00、場所は幕張メッセ。外がまだ明るくて、暗幕を張っているとはいえ天井までふさいでいるわけではないから場内に光が漏れ出してきてて。せっかくの照明や演出が活かしきれてなかったんじゃないかなという印象です。NKホールならよかったかもね。

音は良かった…演出も、ステージの両脇にしつらえた縦長のスクリーンをうまいこと使ったりステージ奥の電飾が踊るように流れたり、でも決して演奏の邪魔にはならない「演出」としての存在感で。

演奏は、どんどんばばーんと曲を演るだけ演ってさらっと終わった感じ。まったり系の曲と激しい系の曲を取り混ぜての構成だったけど、激し目の曲は殆どがユキヒロ終わりだったので(ユキヒロ終わり:曲のエンディングに未練も余韻も残さず、すとんとぶったぎるように終わらせること。高橋幸宏さんのオハコ)、意外と印象が淡白…曲のピークが前半〜中盤にあって、後半もっと欲しいな〜と思ってるとそこで終わるという。かっこいいんだけどね。

アルバム何にも聞いてないし個別の曲への思い入れもなんもないんで、浅い感想にしかならないな…サマソニの衝撃がとにかくでかかったからな…初めてだったし、ちゃんと暗かったし。

でも、曲を通して感じることがたくさんあって、それは音楽に対する自信とか誇りとかそういうもので、多分この曲を作った人はまさに心血を注いで作り上げたんだろうなとか、それをバンドのメンバーひとりひとりが理解してその曲のあるべき姿に向かって全員が集中して自分のするべきことを成して曲を完成させたんだろうなとか、そんな感じで。

音楽って、聞いていると、それを作った人たちの姿が透けて見えてくる。年がら年中女の子の事ばっかり考えてるんだろうなとか、かっこばっかりつけてるんだろうなとか、闇を抱えてるんだろうなとか。闇の抱え方にも色々あって、その事自体に酔っている人もいれば、闇を見据える事で別の何かを見つけようとする人もいて。Radioheadには確実に闇があるんだけど、それだけではない何かを強く感じる。不安とか弱さとか、そういうのは当たり前だけど苦しいけどでも生きていく意志のような。人間として抱えているものは当然あるけど、あくまでも音楽として成立させるためにはそこに留まらずに、自分と向き合うだけ向き合ったらあとはもう音楽に立ち向かうしかないというような、そういう覚悟のようなもの。そこには、自分らしさを出そうなんて意識は多分ない。自分が作ろうとしているものに真剣に立ち向かった時、オリジナリティというのは自然と滲み出てくる、アーティストというのはそういうものなんじゃないかと思う。Radioheadは素晴らしいアーティストだ。

余談。

PAブースに堂々と焼酎大五郎のペットボトルが置いてありました。さすがイングランド(?)。アンコールの時にちょっと見たら、葉巻くわえてビール注いでる人もいました。

にしても、トムヨーク先生はアレに似てますね、ハリーポッターの映画に出てきた妖精だか魔物だか。トビーとかいうやつ。細くてちっちゃくって微妙な動きをするしさ。エルフ耳似合いそうだし。

かつての定番お土産「ペナント」が蘇る | Excite エキサイト : ニュース

遠足や修学旅行で男子の買うお土産といえば、ペナント、木刀、エッチなボールペン、だったような気がする。

でもペナントって、今の若い人にはピンと来ないのではないかなあ。

この4月27日刊行予定のパルコ出版『ペナント・ジャパン』(懐かしのペナント100点の豪華写真と、歴史などに迫った本、1890円)によると、現在、このペナントは土産店には全く置かれていないのだとか。カメラがまだ高級品だった時代、旅の証拠・思い出という大切な任務を負わされていたペナントも、もはや役割を終えたということらしい。

なるほどねー。

パルコ出版のサイトでは見つからなかったけど、これのことですね。https://www2.dragonfish.net/~progetto/shopping/shop/show_s.php?oid=19689&lflg=on%3Cbr%3E

2004年4月24日(土曜日)

櫻井敦司ソロシングル試聴

「ニュー・ウェーヴの再興」なんて随分と大きいとこ出たなあと思いつつ、最初に聞いた時は声の存在感ばかり印象に残って、もう一度聞いてみてようやく、なるほどニューウェーブかあ、と。

音よりも声、だった。

バクチクの時もそうだったけど、「どんな曲でもあっちゃんの歌が乗ればバクチクになる」と言われたように、この人の声には確固たる個性と存在感があるのだなとつくづく思った。ちょびっとしか聞けないんだけど、そのちょびっとの合間でもこんなに櫻井敦司なんだなというか。加えて、かなり腹くくってる感じがして、これは今までとはちょっと違うかな、とか。って、そりゃそうなんだろうけども。

つまるところ自分はこの声が好きだという事に尽きる。久しぶりに聞いて、改めてそう思った。

BUCK-TICK「at the night side」(LIVE DVD)

なんだこりゃ。

散漫な印象だな…でも、自分自身このツアー(Mona Lisa OVERDRIVE TOUR、Tour Here we go again!、Mona Lisa OVERDRIVE -XANADU-)に抱いた印象もやはり散漫だったので、こんなもんなのかなあと。このツアー、22本中14本を見ましたが、どうもピンとこなくて。アルバム自体あんまり好きじゃなかったし、MC で散々「戦争反対」とか言われて萎えたし、ホールの演出で使われた映像もイヤだったし、構成もくどかったし、音も総じて良くなかったし。

「Mona Lisa OVERDRIVE -XANADU-」の時も思ったけど、ファンクラブで通販するならこのレベルでいいかも知れないけど商業作品としてリリースするには恥ずかしくないか。ドキュメントとしてもライブ映像としても中途半端で、とてもじゃないが他人にはおすすめできない。どういうつもりで入れたのか分からんシーンも色々あるしな。郡山で櫻井敦司がファンに引き倒されたところとか。あの後のファンクラブ会報で何らかの注意なりお願いなり出るかと思ったけど結局何にもなかったので、そういう事は全部スルーするバンドなんだと勝手に思ってましたが今頃になって映像で見せるとは何考えてんですかね。「事の是非については各自で考えて下さい」ってか。最前列に座ってる子供の映像もそういうつもりで入れたのか。

曲はみんなぶつ切れでストレスたまるし、これは逆に、ライブ音源が聞きたければCD聞けってことですかね。

にしても、映像というのは編集次第でどうにでもなるもんだなとしみじみ思いました。ライブ全編通してみるとダレてる印象でも盛り上がってるところだけ切り出して繋ぎ合わせればなんとでもなる。「あーあ」ってところは全部なかった事になって、合間にステージの裏側とかファンの様子とか挟み込めば、きれいきれいな思い出の一丁上がりか。なんだそりゃ。

ステージ裏でなんか辛そうにしてる人のショットもあるけどなんなんだろうな。得てして、演ってる方の大変さというのは見てる方にはわからなかったりするもんですが、それを敢えて知らせる事に何の意味があるのかと思う。いいとこも悪いとこも何から何まで全部ひっくるめたドキュメンタリーならまだしも、こういう形で部分的に提示されるのはアンフェアだと感じてしまう。完全にフェアなやり方なんかないのかも知れないけど。

映ってるファンの肖像権はどうなるんですかね。ライブチケットには映像化に関する断りなんてなかったように思うんだけど(手元に半券がないので事実は不明)、思いっきり個人が特定できるような映し方ばっかりで。ファンだからいいってことなのかな。自分は不愉快です。勝手に撮られるのもイヤだし、使われるのもイヤだし、ライブ作品でファンの表情なんか見たくないです。こういうのはスタッフが見て内輪でネタにするもんなんじゃないの。意図がわからん。「ステージからだとこういう風に見えるんだー」みたいな感じなら却って新鮮かも知れないけど、これがファンサービスのつもりならなんかちょっと違うんじゃないか。

あと、細かい話だけど、FISH TANK(公式ファンクラブ)よりLOVE & MEDIA PORTABLE(携帯公式サイト)の方が上にクレジットされるってどうなんだ。なんか気ぃ悪いっす。

このツアーの前のツアー「WARP DAYS」とそのツアーの最終公演を収めたライブ映像「BUCK-TICK TOUR2002 WARP DAYS 20020616 BAY NK HALL」はとても好きだったので色々比べてしまうのだけれど、あの時の NK ホールで感じた何かをうまく引き継げなくて次に活かせないままここまできてしまったのかという自戒はある。って、お前が何を表現する事があるのかという感じだけれども、あの時受けた感動をちゃんと形にして残しておいてあったら、その後ちゃんと自分が怠けずに精進していれば、ここまで冷めてしまうこともなかったのかなと。どんな作品を見てもいいところを見つけて素直に喜んで感謝できるファンでいたかったです。って、本当にどうでもいい話だな。

2004年4月25日(日曜日)

アボカド人気、去年の輸入量は過去最高(TBS News-i)(from 2ちゃんねる[ニュース速報+]

テレビのニュースでやってたんでびっくりしたんですが。

東京税関のまとめによりますと、去年1年間のアボカドの国内への輸入量は2万3973トンと、一昨年より75.7%も増えて、初めて2万トンを超えました。

大丈夫なのかそのデータ(おい)。ちゃんとテストしてリリースしてるから問題ない(はず)のはわかってるんですが、アボカドのコードだけ違う処理が回ってるんじゃないかとか考えちゃって。関税局のプログラム凄かったですからねバグが。ま、ダイジョブよねー。ほほほほほほ(目線が泳いでいる)。

って、自分がアボカド苦手なもんだから売れてるってのが実感できないんだよなあ。どうやって食うんだあれ…どうやって食えばうまいんだあれ…。スレの中では「醤油をかけて食うとマジうまい」って話ですが。

あと、「森のバター」って呼称もね、いまいちわからんのよ。バターっつったら牧場じゃん。森と近いじゃん。「畑の肉」とか「陸のキャビア」くらい意外性があるんだったらまだしも。なんかね。近いのよ。イメージが。

2004年4月26日(月曜日)

受け攻め度チェック(from もりじおぎゅうぎゅう

誤解のないように言っておきますが、今のわたしはヤオイ属性ゼロです。前は何を見てもヤオイ指向でしか物事を考えられないダメ人間でしたが今は違います(別の方向でダメ)。むしろ、どんなものでもヤオイに結びつけて考えたがる人とはあまりお友達になりたくありません。

というわけで、あくまでネタとして楽しむ「受け攻め度チェック」。結果はこうなりました。

mさんは 襲い受 です!

● 襲い受の貴方は

★性格★

飾り気のない実直な人です。

温厚で真面目、頭も良く、さらに自分のことは犠牲にしても人のために力を注ぐことのできる人格者。

情や一時的な感情に流されない、非常に理論的な考え方を持っています。

客観性や論理性など、ビジネスで有用な能力を持つあなたは、大物の風格が漂ってます。

★夜の性格★

精神的攻め・体は受けのタイプ。

自分の武器を十分に熟知しているので、利用できるものはすべて使い、自分の快楽を追い求めます。

大抵は相手を挑発して快楽を貪ります。

誘い受けとは違い、人の後ろをおとなしく歩くのを嫌います。

貴方の魅力に周りはKO寸前。

★相性★

へたれ攻・攻寄リバ

● mさんの前世は、かかしです!

うーん、襲い受かあ…性格については当たってるような気がするけど(温厚で真面目で人格者の大物だ)、そうかあ…でも確かに「精神的攻め・体は受け」かもなあ。挑発するの好きだしなあ。

しかし、「襲い受×へたれ攻」ってのはあんまり趣味じゃないんだけんども…でもやっぱりちょっとヘタレな奴を好きになる傾向はあるかも知れないな…。うーむ。

ま、こうやって自分の傾向がはっきりわかったことだし、これからは安心して自分の快楽を追い求めることにしますか。ふぉふぉふぉふぉふぉ。

野菜イヤ、やっぱりハンバーグ 大津市教委の給食残飯調査(京都新聞:2004.04.19)

滋賀県の大津市教委が、小学校の給食で残されている残飯を金額に換算したところ、2003年度の給食調理費約3億8100万円のうち、16%の約6200万円分の給食が残され、廃棄されていた。野菜料理は児童に敬遠され、肉料理が好まれている傾向もはっきり表れた。

お残しは許しまへんでー!

しかしもったいない話だなあ…残すくらいなら量を減らしちゃってもいいのでは。いっそ給食なくしたっていいんじゃないのかしら。欠食児童がいるわけでもなかろうに(虐待はまた別の話)。

自分はいつも給食が食い切れなくて最後までベソかきながら残ってるタイプだったなー。人が多いところで食事するのはめちゃくちゃ緊張してしまって、「残さずに全部食え」なんて言われるとプレッシャーで余計に喉を通らなくなって。あれは辛かった。家でならたくさん食べるんだけど。

今では人前でも平気で食えますが、食事の邪魔をされるのは何よりイヤだ。話しかけられるのもイヤ。今食ってるんだから黙ってて!くらいの勢いで。

……これも「自分の快楽を追い求め」る事なのかもなー。

カレイドスター:みんなへの すごい 業務報告(from 羊堂本舗

で、ですね、DVD−BOX4のネーミングなんですが、(中略)もう、いっそファンの皆さんに決めてもらっちゃおう!かと。

うっへー。

このアニメ、キャラデザさえもうちょっと何とかなってたらガツンとはまれたんだけどなー。惜しかったんだよなー。原案が佐藤順一さんなんだもん。少女を描かせたら随一ですもん。

そんなカレイドスターですが、「私の夢になってよBOX」(なんて すごい ネーミング)の次に出るDVD-BOXのネーミングを公募する、と。

こりゃ楽しい事になりそうです。

ネットでの儀礼的無関心の可能性(はてなダイアリー - recent events@TRiCK FiSH)

ご本人による補足記事

今更な話題だけれども、リンクについての記事を読んでいるうちに色々考えたので書いておく。

電車に乗っていてこんな事があった。

急に喉の奥がひらひらし出して咳が止まらなくなった。我慢しようとすればするほど苦しくなって余計に咳き込む。弱ったなあと思っていると、こちらが咳き込むたんびにじろじろと無遠慮にこちらを振り返る人がいる。うあーやめてくれ、うるさくて申し訳ないし気に障るのはわかるけど好きでげほげほやってるわけじゃないんだから放っといてくれよう…と思ったところで、なるほど、これが「儀礼的無関心」ってやつかあ、としみじみ思ったのだった。

 たとえば、ひっそりとネットで日記を書いている人がいる。Aさんとしよう。とくにリンクも張られずに、目立つことなく、だけど、Aさんの日記をひそかに楽しんでいる人もわずかだがいたとする。

 ある日、Aさんはあることについての日記を書いた。それを見たある人がAさんの日記にリンクを張った。さらにそれを見つけた人気サイトのBさんが、Aさんのところにリンクを張った。結果、ひっそりと日記を書いていたAさんのサイトへのアクセスが殺到した。

 Aさんは、目立ってしまう自分のテキストについて驚き、そして当該のテキストを削除してしまった。結果、そのテキストを誰も見ることができなくなり、その後日記そのものをやめてしまった。

 さて、そこでは誰が幸せになったのだろうか──。

このテキストはネットのあちこちで様々な議論を呼んだ(その反応の多くは「羊堂本舗 ちょき - 儀礼的無関心反応リンク集」にまとめられている)。

これを読んだ時、いろんな事を考えたけれども、一番もにょったのは「結果としては、誰も幸せになっていない」なんて架空の話を提起しておきながら追記の中で「世界はもっと豊かだし、人はもっと優しい」なんてフレーズを持ち出してきたことで、こういう後ろ向きな善人っていやだなーと強く思ったものでした。ご本人による補足もいくつか提示されましたがイマイチ何を言いたいのかはっきりしない上に何かにつけ「人の優しさ」を持ち出してくるのでますますあんまり読みたくないなと。

単純に「大手サイトの人は弱小サイトにリンク貼るのはちょっと考えた方がいいんじゃない?」というのなら「そうかもね」とは思うけれど、

リンクを張ることでAさんに変化が起こる可能性を、Bさんは想像できなかったのか。もしくは、Aさんに変化が起こる可能性について、どれほどの覚悟があったのか。

それを言うなら「Aさんは自分が書いている文章をネットにあげるという事についてどれほどの覚悟があったのか」というところから始めなきゃ。

こういう状況になったとき、僕は正直、「なんで無関心を装ってあげなかったのだろうか。気がきかないなぁ」と、Bさんに対して思う。

この人は普段からこういう考え方なのだろうなあ。世の中には他人の善意があってしかるべき、と。善意さえあれば世の中全てが幸せになれるとか思っていそうで「そうではない事もわかっている」とか言うタイプ。

そもそも「儀礼的無関心」という概念はネットに当てはめるには向いてないんじゃないか。面白い話があれば他の人にも教えたいし、見事なものには拍手を贈りたいし、自分の考えについて他の立場からの見方を示されたり、時には議論に発展する事もあるだろう。それがネットでは拡散の規模と速度が格段に違う上に必ずしも好意的な反応ばかりが得られるわけではない。そこのところをわきまえていないと「そんなつもりじゃなかった」とか言ってネットけんかだのサイト閉鎖だのということになる。予め、ウェブサーバにデータをアップロードするという事の意味とリスクがわかっていれば事前に自衛策もとれようが、それを知らないままある日突然予期せぬトラブルに見舞われると大変なショックを受ける。

こんな事もあったな。blogサイトを運営している人が、自分の書いた記事への非好意的なトラックバックに対して「こんなことをトラックバックしてもらいたくない」と。これは自分の利用しているシステムに対する無知であると同時に、ネット上で物を言う事への覚悟のなさを示した顕著な例。

ネットについて何の知識も持たないサイトオーナーは星の数ほどいる。技術的な事は何もわからなくても誰でも簡単に自分のサイトを持てるからだ。パソコンが家電品に近づくとはこういう事なのかも知れない。また、社会の常識を知らない子供もネット上にはたくさんいる。口の聞き方を知らない、間違いを指摘されると礼を言うどころか「何様のつもりだ」と逆ギレする、自分の決めたルールは絶対だが他人のルールはお構いなし、等々。

こういう事にはもはや慣れっこになってしまった感もあるけれど、せめてプロバイダなり各種ウェブサービスなり、サービスを提供する側がなんらかの教育を施すようにすれば少しはサイトオーナーやネット利用者の意識が向上するのではないか。ウェブで情報発信するために知っておかなければならない最低限の事を理解(あるいは「理解した」と誓約)させた上でスペースなりサービスを提供するようにすれば、少なくとも、URLやメールアドレスを全角で書いたり「ウイルスって何ですか」だの「急にパソコンが動かなくなりました!誰か助けて下さい!」だのというサイトオーナーは減るのではないのか。そのための指針を示して教育システムを提供するところがあればサービス各社はそこに提携すればよい。って、こんな事言っても今更遅いのかも知れないけど、トラブルがあった時にその人の無知を責めても何にならないんだから。

Amazonアソシエイト売り上げ報告

2004年第1四半期のご報告です。

みなさん、ご利用ありがとうございます。

*

銀行やらなんやらの野暮用がたまってしまったので休みをとった。

天気予報では「爽やかな陽気」との事だったので思い切って自転車で出かけてみる。普段、家から駅前に出るにはバスしか使わないのだけれど、たまには気持ちよく風を感じてみようかな、なーんて。

ところがどっこい、爽やか通り越して今日も十分暑い。どんどん日差しが強くなってきてヘタすりゃ日に焼けてしまいそうだ。おまけに今日は月末、給料日後だからか銀行も郵便局も混雑、行列……ある意味、仕事するより疲れたかも。なんて言ったら怒られるか。

にしても、今年のこの変ちくりんな陽気はどうしたわけなのだ。あっつくなったりさむーくなったり、寒暖の差が激し過ぎて体調もよくわからんし着るものにも困る。また人が次々と亡くなっているし。この気候は体に堪えるよなあ。

2004年4月27日(火曜日)

無理に抜いたのではないのに…ハルウララお守り中止(Yahoo!ニュース - 社会 - 読売新聞社)

関連:ハルウララ 毛入りのお守り販売停止 虐待批判で(Yahoo!ニュース - 社会 - 毎日新聞)

うっわー、くだらねー事にいいがかりつける奴がいるんだなー。抜け毛を取ったら「かわいそう」ってか。競馬そのものにもクレームつけてんだろうなあ。「動物を金儲けの道具にするなんて!」ってな。あーあーご立派なことですよまったく。目が妙に輝いていそうだなこういう人たちは。

「かわいそう」って感情自体、傲慢以外のなにものでもない。「家が貧しくてかわいそう」「親がいなくてかわいそう」「体が不自由でかわいそう」、裏を返せば自分はそれよりはマシで良かったって安堵感。それを「正義」と勘違いして周囲に押しつけようとする奴はハタメイワクでしかない。他者と比較しなければ揺らぐような足元なんざ後生大事に守ってんじゃねえやってんだ。

にしても、最初にお守りのアイデア思いついた人はなかなかいかしてますね。うちの弟もハルウララ馬券をお守りに貰って財布に入れてます。って、財布に入れたら宝くじが当たらなくなるんじゃないのか。それはイカン。

グリコ「黒豆ココアマイルドライト」

黒豆ココアである。イソフラボンジュールである。なぜかマイルドライトである。

黒豆とココアのおいしいハーモニー。独特の深い味わいを生かしながら、すっきりと飲みやすく仕あげました。

んー、あの独特の濃いい感じがちょっと苦手というお客様のために軽いやつもご提供、ってところかしら。

オイラはあの濃いい感じが好きなので、このマイルドライトはまるっきり普通のココアみたいでイソフラボンジュールの有り難みが薄れてる感じがして物足りないのだわ。

容器もおしゃれコーヒー飲料と同じスタイルで、ライト感覚で若者層にもアピール、なのかなあ。

*

すんげえ風だった。

朝のうちは雨も気合入れて降ってたけど昼過ぎからはただひたすら暴風状態。東京湾に白波が立ちまくりウインドサーフィンがひっくり返り水上バスも心なしかのろのろ運航に見えた。揺れて大変だったろうな。

と思ったら、水上バスのページにこんなお知らせが。

●04/27 悪天候による欠航のお知らせ

本日、4月27日(火)は悪天候のため、全ての航路欠航とさせていただいております。

うっそだあ。普通のやつもヒミコも走ってるの見たぞう。あ、お客さん乗ってなかったのかも。あの波っぷりじゃ危ないもんなあ。

かたや陸でも、お台場はただでさえビル風が強いのに今日はダブルの効果ですんごい事に。仕事帰り、自販機横の空き缶入れにはおバカになった傘たちがぐさぐさと突き刺さりすんごい光景。二〜三本どころか十本くらいあったもんね。まるでコンテンポラリーアート。でもこんなすさんだアートやだなあ。

2004年4月28日(水曜日)

おーい! さるやまハゲの助:しりあがり寿オフィシャルサイト(すごいurl)

*『弥次喜多』ついに映画化!脚本・監督 宮藤官九郎、主演 長瀬智也(弥次)、中村七之助(喜多)!

えっっっっっっっっっっっっっっっっっっっ

なんだあそりゃあああ

………4月1日のネタじゃないのか………マジすか……「ついに映画化」って。ついも何も。

と思ったら、舞台は既にやってるんですね……いやーでもアレは。ヤバいよな。弥次喜多って。作者ご本人の言葉で言うと

どんな内容かっていうとね。弥次さんと喜多さんがね、ホモで薬中でね。

でもなんか2人して幸せになりたくてお伊勢まいりにでかけるんだけどね。もう妄想と現実が混ざってなんか、もう大変。って感じです。

だもん。読んでるとおかしくなるもん。

でも、宮藤官九郎監督脚本って事は、ヤバさを薄めたハイテンションになるのかな……つか、宮藤+長瀬で IWGP 再び!ってか。あのドラマは面白かったけど、でも弥次喜多かあ……うーわー。

*

朝。いつものようにゆりかもめに乗っていると、とある駅のホームに着いた途端にアナウンスが。

「ただいま、停電のため、全線運行をしばらく見合わせます」

えええええ。

次いで、振り替え輸送を行う旨の案内が流れると満員だった乗客がざざーっと外へ。

うーむ。こりゃ困った。

取り敢えず会社の人にメールを入れて、長丁場に備えてトイレを済ませて外に出る。すんごい人だかり。振り替え乗車券をゲットしたはいいがここは竹芝、これからどうすりゃいいのやら。事と場合によってはレインボーブリッジを歩いてわたるハメに?

と、適当に階段を下りてみたらなーんだ、すぐそこにバス停あるじゃん! でもこれまたすんごい行列、ちょうどきたバスはぎゅうぎゅうで全員乗り切れず。ううーむ。コミケ並み。しばらく待って次にきたバスに無理くり乗り込む。

そうかあ、この路線バスって、ゆりかもめと同じ経路を辿るのねー。いつも上から見下ろしている景色がちょうど目線と同じ位置にあってなんだか面白い。おまけにヘタすりゃゆりかもめより早いんだもんね。前に、部活動かなんかの中学生集団がゆりかもめに乗ってて、隣接する道路のトラックがすいーっと追い越していくのを見ながら「ありえねーーーー」と叫んでいたっけな。どんくさいんだよねー、ゆりちゃん。

ま、これがコミケとかイベントの日でなくて良かったわー。←社会人として少々問題のある態度

*

余談っつかなんつか。

ゆりかもめのページを見てみたら、ゴールデンウィーク期間中の臨時ダイヤについてのお知らせが載っている。ほほー、レボやらシティやらいろんなイベントあるもんねー、と思ったら、あれれれ、コミックシティ開催日の5月2日3日は臨時ダイヤなのに、明日のレボは普通ダイヤなのか…んああ、ビッグサイトのページのスケジュールにレボが載ってないじゃん!

思わず不安になり妹に確認してみると「そうなんだよね〜でも明日のビッグサイトで合ってるんだよ〜」とのこと。なんなんざましょ。

でも、レボよりシティの方が人が多いのかあ。ふーむ。つうわけで明日はレボ。

2004年4月29日(木曜日)

櫻井敦司「SACRIFICE」ビデオクリップ

なんじゃこりゃー。あり得ない程にビジュアル系……音は小綺麗にまとまってるけど抑揚がなくて飽きちゃう感じだにゃー。

見てくれは良くなくてもがっつりうまいもんが食いたいぞう。こんなにオーラを感じないのは初めて。心ここにあらずっつか所在なさげっつか。アルバムどうなってるんだろう。

取り敢えず、フード被るのはやめといた方が。ライブの小道具でいろいろ被ってみるのと作品として映像にするのとでは全然別物だからさー。

東京ペインクリニック(from 拾った物を紹介していくスレッD Part4

ス・ゴ・ス・ギ。

*

東京ビッグサイトで開催のイベント「コミックレヴォリューション」に行く。

「今日は止まるなよ」と念を飛ばしつつゆりかもめのホームに向かうと、あれまあ、拍子抜けするくらい人が少ないぞよ。お昼過ぎるとこんなもんかしらん。

窓の外、祝日でもビルの工事やってるなあ……ゆりかもめ通勤で楽しみなのは建設中のビルの進捗を眺めることなのだ。最初は穴掘って鉄筋ぶち込んでいただけの無機質な空間がいつのまにか建物っぽくなって人が暮らすところっぽくなっていく様子を見るのは面白い。ひとつ不思議だったのが、上の方の階には外壁が付いているのに下の方は骨組みだけでずっとそのままにしてあることだったのだけれど、これはちょっと前に放送された「タモリ倶楽部」のビル特集で謎が解けた。高層ビルは下から上にどんどん作っていくので、上の方が出来てくるとその重みで下の方が若干つぶれるため窓枠や外壁はあとから付けるのだそう。納得。この時のタモリ倶楽部は”たっくん”こと乾巧(いぬいたくみ)こと仮面ライダー555(ファイズ)役でお馴染みの半田健人さんが出演していて非常に面白かった。半田さんは自分の写真集にお気に入りのビルのショットを入れちゃう程の高層ビル好きで、この日の番組は心底嬉しそうにしていたのだ。ビル好きというのもなかなか個性的な趣味だよなあ。熱く語っちゃうんだもんね、ビルについて。今度は渡辺篤史さんとの共演でお願いしたい。まさに夢の顔合わせだ。しかし、”渡辺篤史”でぐぐると「建もの探訪」のページがトップに出てくるってのもなかなか凄いな。この番組、完全に渡辺さんの趣味でやってるそうである。趣味を仕事にするってこういう事か。なんにしろ、究めればこっちのもんだ。そんな渡辺さんをモデルにした「あつし渡辺の探訪びより」というマンガも面白い。作者さんとご本人との対談もあって、探訪ファンにはたまりません。

そんなこんなでイベントはまったりムード、自分が書いたへっぽこ原稿が2ヶ月続けてオフセ本になるなんて凄いなー、でももう一本渡してあるんだけどあれはいつ出るのかなーなどと思いつつ妹さん(諸悪の根源)とバカ話をして過ごす。んー、やっぱりイベントはいいなあ。よくぞオタクに生まれけり。

その後、でれでれと買い物をしてこれまたまったり。ああ、なんてステキな連休の幕開けなんでしょう。

2004年4月30日(金曜日)

をりゑンと三姉妹(どこで見つけたか忘れた…)

お人形を使ったほのぼの実写4コマギャグ。なんだけど、そのお人形ってのが大人の男の人向けのお人形さんなんですわ。

こういう”ドール”をテーマにしたサイトはそもそもの目的がアレなだけにナンだったりしてことごとく「うわ」って感じで(察して下さい)、更に共通する特徴として「生身の女の人が普通に着そうもない服を着せている」というのがあげられるわけですが、こちらのサイトさんは服の選び方も合わせ方も自然でグー。更に、そのドールたちを使ってギャグ(エッチなし)をやるというなんとも笑える発想、これがまた実に屈託なく笑えるセンスの良さで。

ドールを愛している人たちは、自分の理想をドールの中に見いだして自分だけのストーリーを作り上げてその世界を大事にしている、という印象があるのですが、こちらはその妄想すらなぜか笑いに走ってしまってこれもまた非常に面白い。

こういう事ができるのも、最近の”ドール”技術の賜物なんだなあとしみじみ思ってみたり。ちょっと見だと本当に生きてる様に見えるし、変なリアル感がなくて可愛いし。人間の想像力と創造力ってのは凄いもんだなあ…とこんな事で実感してるオイラって。

ともかく、エッチが苦手な方は「三姉妹ストーリー」、エッチオーケーな方は更に「漢(おとこ)の幸せ研究所」も。ここの「スラング集」だけでもなんか笑えます。

いやしかし、こういうサイトを見つけると心から「やったあ!」って充実感が。で、自分だけで楽しむよりはやっぱり人に教えたくなるんだよなー。サガだなー(何のサガやら)。

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