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slip into chaos - 日々録(2005年2月)

2005年2月2日(水曜日)

妹に二人目の子どもが生まれました、男の子です。元気な産声を上げ、金剛力士像のようにしっかりした顔なんだそうだ…誰に似たんだ。

にしても…女性としての機能をほっぽり投げて珍獣と成り果てた姉がいる一方、パイオニアでありながらも二人の子宝に恵まれた妹…世の中というのはうまく出来てるもんだなー。

2005年2月5日(土曜日)

ほっちゃーん! ほ、ほーっ、ホアアーッ!! ホアーッ!!

とまあ、そんくらいの勢いで甥の顔とちんこを見て参りました。確かになかなかしっかりしたツラ構え…「金剛くん」と呼ばれるのも頷けます(妹には「金剛くんで定着さすな」と突っ込まれましたが)。

姉の白ムチムチ(姪ともいう)も面会にきたそうで、ぺしゃんこになった妹のお腹と傍らで眠る金剛くんを見比べては「赤ちゃんは?赤ちゃんは?」と目を白黒させていたとのこと。まだよくわかってなさそうです。そしておしめ替えの際、金剛くんのちんこに激しく興味を覚えたらしく、おしめカバーを閉じようとするとそれを阻止する程の熱中ぶりであったとか。白ムチムチもいつかちんこ尼と呼ばれる日がくるのでしょうか。

ただでさえ爆乳の妹の胸は大人の顔の大きさくらいに腫れておりベリーメロンダブルといった様子。普通に金剛くんに吸いつかせると鼻が塞がれてしまうため乳を持ち上げながらの授乳タイムはなかなか大変そうであります。でもまあみんな元気で良かったよう。

にしてもアレですね、男の子は甘え上手と聞いてはいましたが、オイラが顔を覗き込んだら途端にニヘーって笑うんですよ金剛くんが。いえね、感情として笑ってるわけじゃないってのはようくわかってるんですが…でも可愛いんだよう。さて、これからは二人分の貢ぎ物を準備していかなきゃなー♪(←嬉しそう)

2005年2月8日(火曜日)

とかなんとか言ってる間に風邪引いちまいまして。熱が40度いかないとこ見るとインフルエンザではないようですが、金剛くんの顔見て帰って来たその日の夜、なーんか体調が変かもーと思ってたら悪寒と下痢、38度超の発熱。そのまま熱が下がらず一日以上布団に篭りっきり、ふと気がつくと全身汗だく、冗談抜きでパジャマが絞れるくらい。

これは…オイラの内なる珍獣パワーが外敵から金剛くんを守らんと身を挺して戦ったしるしなのやも知れぬ。もはや珍獣ではなく聖獣ですわねおほほほほ(風邪菌はともかく別の菌にやられてるのではとかいうアナクロな突っ込みはこれまで通り無視するがそれでよいな皆の衆)。

とにかく、今年の風邪も油断ならないのでみなさん気をつけるがいいですよ。

蛇足だが、オイラの今の体調は、こうやってヨタ話を更新できているので推して知るべしってことで。

2005年2月9日(水曜日)

先日、news clipの方で「自分の名前を検索したことありますか?」というエントリを書いた時に、そういえばイメージ検索ではチェックしてないなと思いつつそのまま忘れてたんですが、コロコロザイーガのパルモ先生も自分の名前でイメージ検索して凹んでたし、ちょっとやってみようかなって。

多分、「あにまるぱーく」なんてのがごろごろ出てくるんだろうな、そんなふうに考えていた時期が 俺にもありました

【結果:Google 検索: まるぱ

なにこれ。このページの上はこれで、その更に上はここらしいんだけど、何が何だかさっぱりわかんないのよこのサイト。こんなんで何がどうして”まるぱ”なのか想像しろったって、そんなのムリムリムリムリかたつむりよ

だめだ…立ち直れん…。

2005年2月12日(土曜日)

かのやんごとなき御方の挙式が秋、ということは、晴れてコミケに初参加となるのは夏じゃなくて冬か…などと考えるコミケ申し込み締め切り直前のひとコマ。

参考:はてなダイアリー - 紀宮様文藝春秋で「サーヤ=オタク」説を検証

2005年2月13日(日曜日)

確かにうちはゴミだらけだ。物が多過ぎてちっとも部屋が片づかない。が、こういうこと(注:食事時には読まないように)は断じてない。食べ物については食い切れる分しか買わないし、ダメになったらさっと捨てる。…どうしてその精神が部屋全体に行き渡らないのか!(って誰に何を訴えてるんだかな)

2005年2月16日(水曜日)

小耳にはさんだ話。

ある人が車の中にキーを置いたままドアをロックしてしまったそうな。車は外国産の最高級車種。ディーラーに問い合わせても専門業者に問い合わせても対応は翌日以降になるとのこと。困ったその人がツテを駆使して辿り着いたのは○○人強盗団。さっそく二人組がやってきて五分と経たないうちにドアを開けてみせた。ちなみに、一人が作業している間、もう一人は少し離れたところに立ってぬかりなくあたりを見回していたそうな。さすが四千年の歴史だね。

2005年2月21日(月曜日)

NHK教育テレビで美輪明宏さんのお話を伺う。今日は色の持つ威力について。美輪さんのお話はいつ伺っても面白く示唆に富んでいて我が身を振り返らずにいられなくなるなあ。

と、極上の美意識に触れてじんわりとしたままテレビをつけっぱなしにしていたら中国語会話が始まったんですが、あたしゃ自分の耳を疑いましたね。でかいパンダの着ぐるみに向かって、お姉さんがこう話しかけたのです。

「ねえ、パンパン…」

えええええ。公共の電波でパンパン。NHK教育テレビでパンパン。パンダだからってパンパン。いいのかこれ。って、いいからやってるんだろうなあ、昨日今日始まった番組でもないんだろうからなあ…っつーか、今どきパンパンなんて言葉は死語なんでしょうかね。にしたって。言葉は変わっていくものだからってことなんでしょうか。いやいやいや。どうなのこれは。おまけに今回のテーマ(?)は「どこでするの」だし。あああああ。

2005年2月23日(水曜日)

春一番の吹き荒れる中、大腸ファイバー(内視鏡)検査に行ってきた。

てっきり風邪だと思っていた先日の発熱がどうやらまた例の盲腸もどきだったようで、いつまでもぐずぐず下痢が続き仕事を休んでいたら会社から「いいかげんにしろやゴルァ」とツッコミが入ったのでしぶしぶ総合病院へ行って検査予約。検査の前日に薬、当日にも薬。たんまり下剤を貰って凹むワシ。前日は普通に食事していいらしいが、繊維の多いものや小さい粒のあるものは腸に残る可能性があるので避けろという。キノコ類やいも類、根菜はダメ。トマトなど赤っぽいものも出血と見間違えるとのことでNG。一体何を食えと。たまごご飯とかかしら。

そうこうするうちに昨日の夜、検査前日。指示された時間に薬を用意、マグロコールとかいう、小さめのボトルに入った飲み薬。マグロ呼んでどうするんだとか思いつつ、飲みにくい薬ですと説明を受けていたが意を決して飲む。

くぴ。

ぶえええええ。

なんじゃこりゃ。ものすごく酸っぱいのに後味が甘い、舌に残る。冷やしたり氷を入れると飲みやすくなりますとか書いてあるがそういう問題じゃない。何も知らずに口に入れたらやばいと思って絶対吐き出すぞ。って、薬だからそれでいいのか。にしても、こんなの250ミリリットルも飲むんですか。うえええ。

なんとか飲み下して様子を見る…ちょっとごろごろするかな。でも特に変化もないのでそのまま過ごす。

そして明日飲むための薬の準備。粉を水に溶かして飲み薬を作っておくのである。容量実に2リットル。うちで使っているお茶用のクーラーポットがあったのでそれを洗って使う。ポカリスエットみたいな粉を水に溶かして容器をじゃばじゃば振る。じゃばじゃば。じゃばじゃばじゃ。これを明日飲むのね…2リットル…。

と、マグロを呼んで小一時間もしない頃から妙な便意が束になってやってきた。これがもう、どしゃーどしゃーと水のような便。なんだよ、既にカウントダウン開始かよ。そうならそうと言ってくれりゃあ心の準備もできるものを…などとぶーたれるも虚しく、そこからしばらくトイレの住人と成り果て、寝ようと思っても鋭い便意に突き動かされて何度も起き出すハメに。前もってお腹が痛くならずにいきなりの便意というか便意を感じる暇もないくらい唐突なので即行動しないとアウトになりそうでなかなか寝つけない。参った。お尻の穴が痛いよう。

そして今朝。かなりの寝不足感を伴いつつ6時に起床、決然とじゃばじゃばドリンクに立ち向かう。なになに、コップ一杯を15分以上かけて飲めだと。なんだかなー。

くぴ。

うえええ。

こりゃまたなんとも形容しがたい味である、いや、味がないのか。ポカリスエットのまずい版みたいな感じ。すんげー飲みたくねー。でも飲まなきゃ。くぴ。くぴ。

それにしても朝のニュース番組というのはどうしてこうも余計な情報が多いのか。ニュースと天気予報だけで十分なのにさあ。星占いなんてまともにあてにしてる人なんていないだろうに。なになに、今日の牡羊座のラッキーグルメは豪華なランチだと。ふざけんなバカ。

そうこうするうちにどしゃーどしゃーと景気よく出る水状の便。世の中の便秘に悩むおねえさんたちはみんなこの薬を飲めばいいんじゃないだろうか。

「便が無色あるいは淡黄色の透明な水のようになれば終了です」というので飲み始めてから2時間程度でじゃばじゃばドリンク終了。三分の二ほども飲んだかしら。準備はこれで完了。

病院に行くと検査室に通され、検査着に着替えるのかと思ったら、「上はそのままでいいですが下は全部脱いで紙のパンツに履き替えて下さい」とのこと。ひえー。40年近く生きてきましたが紙パンツ履くの初めてですっ。おまけになぜか靴下も脱がなければいけないらしい。謎だ。紙パンツは穴が開いている方が後ろ…軽い凹み感を覚えるが、フリーサイズであったためにぱっつんぱっつん状態になってしまった事の方がよっぽど情けない。 着替えを済ませて検査台に上がり横になると目の前にモニター。え、まさかこれ本物っすか。映るんすかここに。楽にして下さいねーとか言われるがどう楽にすればいいのかわからない。「もっとお尻を突き出して下さいねー」ううううう。「まずゼリーを塗りますからねー」ひえええええ。「はい、入りまーす」うええええ。なんか今目の前に直視したくない光景が広がってるんですがっ。筆舌に尽くしがたい映像がライブで繰り広げられる。「はい、これが腸の中ですねー」うっわあ、すっごいきれいなピンク色っつかさくら色っつか。きれいなピンク色だよ…つやつやぬらぬらしているよ…リアルなエロ絵が描きたい人は大腸検査されればいいのではないか。背後でしゅーしゅー音がしているがこれは空気を同時に送り出しているらしく、ブーしたければしてもいいですよとは言われるもののそうしたら身まで出ちゃいそうな気がするのでやだなと思ったけど出るものなんかないのもわかってるんだけどああああ。「緊張してますかー?」するっちゅうねん。「今ちょうど半分くらいですねー」うわ、腸壁に糸こんにゃく発見。昨日の昼の弁当か…。途中、なんか引っ張られるような感触があって「?」と思ったら「今、腸を引っ張ってます」えええええ。引っ張れるものなんですか腸って。元に戻るんですかそれ。その後、何度か体の向きを変えつつしゅーしゅーと検査は終わり、特に異常は認められないが小さいポリープがあるのでそれを精密検査にまわすとのこと。え、そんなのオイラ見てません。向きを変えてる間に見つかったのかな…待てよ、これ、腸の中にすんごい病巣とか(よくわかんないけど)素人目にもヤバいようなブツが見つかったらいきなり本人告知ってことになるのかしら。いや待て、これが本当に自分の腸の中なのかどうか、オイラにはわかりようもないことだぞ。これは実はダミーの映像で、本当の腸内の様子は別のモニターに映っているのでは…と、こんなことを考えるのは夕べエロイカの新刊(Amazonbk1)を読んだからというわけではあるまい。俺は騙されんぞ。

ともあれ、こうしてオイラのお尻バージンは得体の知れない触手器具に奪われてしまったっ…(これはこれで萌えないかなと思って書いてみたけどやはりそういうわけにはいかんな)。

検査終了後、腸の中に空気が残っているので張った感じがしますが自然に出して構いませんとか言われる。うー、確かに凄い膨満感…そうだ、この感触はちょくちょく味わっているが、そうか、これこそが「腸にガスが溜まっている状態」なのだな。改めて納得。やっぱり便秘は体によくないんだわねー。

しかし、これでなんともないとなるとそれはそれでいいのだがそれじゃ今までの症状はなんだったのっつう話よね。うーむ。検査の結果は来週。

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