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slip into chaos - 日々録(2005年5月)

2005年5月1日(日曜日)

去る4月24日、奈良県桜井市今井谷に行ってきた。

バクチクファンになった当初、こんなステキな地名があることを知り(バクチクのボーカルは櫻井、ギターは今井という)、是非一度は行ってみたいものだと思っていたところ、今年のツアーで京都奈良が組み込まれたのでライブついでに件の場所まで行ってみることにしたというもの。もっとも、ツアースケジュールが発表された時点では京都奈良まで行くつもりは毛頭なかったのだが、初日と二本目のステージを見て「このライブもっと見たい!」と気持ちの昂るままに気付けばチケットを手配していたという、殆どノリだけの道行。でも「今井谷に行きませんか」と掲示板で声をかけたら挙手してくれた人が3人も。あんたらも物好きだよねえ。というわけで4人揃って今井谷へゴー。

桜井市へは奈良からJR桜井線というこれまた胸トキメク路線で30分ほど。今井谷は地図で見るとこんなところで、桜井市の観光案内によれば駅からバスで10分のあたりらしい。桜の季節なら八講桜という市天然記念物のしだれ桜が見られたらしいが時期は完璧に終わっている。まあ、ただバスで行って帰ってくるだけでも記念にはなるさ。それくらいの心持ちで行ったのだが。

まずは桜井線。奈良駅の一番端っこのホームから発車する2両編成の可愛らしい電車。「この電車はワンマンカーです」と、何十年ぶりかで聞くワンマンカーという言葉。殆どの駅では2両目のドアが開かず、1両目後方のドアから乗り前方のドアから降りる。乗る時に整理券を取ったり運賃表が表示されていたりとまるでバスみたい。新鮮だなあ。車窓から見える景色は徐々に山の緑に肉薄していく感じ。

桜井駅周辺は結構”町”だったがバスに乗ってしばらく行くとすごい角度に。こりゃ完全に山登りですね。バスの車内は地元の人と観光の人が半々くらいか。バスの終点が淡山神社という観光名所なのだが、それには目もくれず目的の停留所で途中下車。

うわお。見事になんにもないぞ。つーか完全に山だよここ。と、一緒に降りた土地の人が「どちらへ行きなさるんで」と声をかけてくれた。今井谷というところに行きたいんですけど、と言うと、とても親切に道を教えてくれた。ありがたや。でもとても不思議そうな表情で、「何しに来たんだろー」というオーラが見えるみたい。桜の季節でもない限り、こんなところにくる人はいないんだろうなあ。

さんさんと輝く太陽の下、教えてもらった道を歩いてみる。山の緑が濃い。空気がおいしい。あたりは柔らかな静けさ。なんていいところだろう。道は結構な勾配だが舗装されているのでえっちらおっちら登っていく。誰からともなく笑いがこぼれる。ただ今井谷という地名だけでこんなところまで来ちゃって、なんだかおかしくなっちゃって仕方がない。4人してケラケラ笑いながらひたすら上り坂を進んでいく。ああ、道端で作業してる人や通りすぎる車の中からめちゃめちゃ見られてるよワシら。完全に浮いてるっつーか何しにきたのか聞かれたらどうしようとか考えるとまたおかしくなって笑いが止まらなくなる。あーもうかなりバカみたいよ。

このあたりが今井谷なのかねえ、とか言いながら、はてさてどこまで行ったらいいものか、取り敢えず見晴らしの良さそうなところまで行ってみよう〜、と、坂を上りきったところに標識が…う、うわあお。

そうかっ、ここが今井谷かっ。もう、これ以上わかりやすい目印がありましょうか。テンション最高潮。狂喜する今井ファンのNさん。当然記念写真撮りまくり。と、Nさんが今井さんを真似っこしようとラインストーンを持ってきていた事を思い出し(今回のライブで今井さんは目の下にラインストーンを貼り付けているんだそうな)、記念にここに貼っちゃえーとそそのかしたらホントにやった。笑い転げるワシら。あーなんて幸せなんだろう。

帰りには安倍文殊院という観光名所で春咲きのコスモスも見て、まさにバクチク気分を満喫した桜井行でありました。行き当たりばったりの企画だったけど、思いがけず楽しめてしまった。つーか一人で行ってたら完全に不審者。いやー、持つべきものは友達だなあ。ありがたやありがたや。

2005年5月2日(月曜日)

定点観測

うーむ。

片づいていたはずが

前回観測時点ではこうだったのだが。

実はピーク時はこの3倍くらい凄かった。その頃は精神的にダウンしていたので「またネタにして笑ってやるべ」という気すら起きず写真も撮っていない。そう、部屋が片づいているかいないかが問題なのではない、写真をアップするかしないかがオイラの精神のバロメーターというわけだ。部屋はこんなだけど今日のわたしは元気よ。うふ(よしよし、うまく論点をすり替えられたぞ)。

居間はこんなだが、他の部屋も地道に作業し続けているおかげで家全体における床の視認面積は順調に増えつつある。そしてわかった事は、うちにはビデオテープが100本以上ありその殆どはラベルがないためとっさの識別が大変困難だという事だ。この問題はカセットテープやMDにも共通している。世の人たちは一体どうやってソフトを管理しているのかしらん…ひょっとして全部デジタル化しちゃってるのか? うは。無理。オイラにゃ無理。⊂⌒〜⊃*。Д。)-з

2005年5月5日(木曜日)

ついにうちの近所のスーパーにも三和豆友食品プロダクツがっ。

「どんどこ豆腐」と「風に吹かれて豆腐屋ジョニー」

男前豆腐や厚揚げ番長は見当たらず…”お客様の声”で叫んでおこうかしら。

まず頂いたのが風に吹かれて豆腐屋ジョニー、しょうゆも垂らさず(このしょうゆ好きのあたくしが)そのまま奴で。ウマー! なんつーんですか、豆の味がしっかり生かされてるっつーんですか、奥行きのある自然な甘みとコクがウマー! お豆腐ってこんなにおいしいんだねえ…ホロリ(なぜ泣く)。どんどこ豆腐の方はお味噌汁に。これまたウマー! 幸せだよオイラ、お豆腐がおいしいよう。

うーむ、ネーミングのインパクトに負けないくらい堂々たるウマさだったぜ。これからどんどん全国区になっていって皆さんの食卓を豊かにしておくれ。ウマいものは人を幸せにするんだもんよ。心楽しく、ウマいもん食わにゃあね。

Amazonアソシエイト売り上げ報告

2005年第1四半期(1月〜3月)のご報告です。

ご利用ありがとうございます。

2005年5月17日(火曜日)

タワレコの「No Music, No Life」はいいなと思うけど、モスバーガーの「HAMBURGER IS MY LIFE」はどうかと思う今日この頃。”あたしの人生ハンバーガー”って。久しぶりに行ったお店が緑モスになってたので今度は匠味狙いで行くとするかな。期間限定のパオチキンはおいしかったわ。パオパオしてるの。パオスブタも要チェックね。

bk1売り上げ報告

先月分のご報告です。

ご利用ありがとうございます。

2005年5月25日(水曜日)

先日、バクチクライブで仙台に行った折り、ずんだシュークリームなるものがあるという情報を得まして。

”ずんだ”というのは枝豆をすりつぶして甘く味付けしたやつのことで、昔からずんだ餅とかずんだ和えなんかは仙台名物として有名だったわけですが、最近にわかにずんだが脚光を浴びているのかどうかはともかく、今やシュークリームやらロールケーキやらになっていて人気を博しているのだそうで、そんなステキウマーなものがあるならこりゃあゲットせねばと意気込んで乗り込んだ仙台駅。

ありました。仙台駅の一階に、その名も「ずんだ茶寮」なるお店が。

んまあ、これってば「銘菓 萩の月」でお馴染みの三全さんのお店ではないの。…うううう、喫茶の方にはずんだロールケーキとお茶のセットとかあるよう。でも時間がないのでずんだシューだけでも買って帰ろう…おおおう、正式にはずんだパイシューなのだな、クリームがうずたかく詰め込まれてまっせ。そして他にも心踊るようなテイクアウトメニューがっ。ずんだシェイクにずんだ餅ぷちだってよう。迷わず三種類ともゲット。うひひひ、新幹線の中で食べるんだもーん。

と、発車時刻まで微妙に待ち時間があったので待合室にてずんだシェイクをフライング。ずももも。ウマー! 枝豆感がいやおうなしに押し寄せてくるって感じ…すりつぶしたつぶつぶの食感も心地よく、これはなかなかいけますぞい。ずももも。あっと言う間に完食。

新幹線に乗り込んでからもひとりでずんだ祭り開催。ずんだパイシュー、予想はしていたけどパイ皮がぽろぽろこぼれて車内で食べるのには向かないぞ。でもウマー。生クリームに混ざり合うずんだ風味がなんとも言えず…いや、底の方にはカスタードクリームも入っているぞっ。二色のクリームが草原の風の如き爽やかな充実感を運んでくるっ。グレイトッ!

一息ついてずんだ餅ぷち。これは華道家の假屋崎省吾さんはなまるマーケットの「今日のおめざ」(トークゲストが持ってくるおいしいもの)で紹介したとか店頭に出ていたな。もぐ。もぐもぐ。ウマー。枝豆のつぶつぶ感とお餅のもちもち感が絶妙にマッチング。ずんだの緑色もきれいだねー。パイシューにはコーヒーが欲しかったけどこちらにはやはりお茶が合うわね。ああ、至福のひととき。

そんな感じで食べまくりのうちに着いた東京駅、これから向かう新潟の知り合いに渡すべくお土産を吟味していると………ええええええええ、なんでここにずんだ茶寮があるのおおおおおお……ずんだ茶寮 東京大丸店ですって…シェイクもパイシューもずんだ餅ぷちもあるよ……アハハハハ(´▽`)。ようし、今度はずんだロールとずんだプリンを制覇だっ。

そんなわけで仙台でも東京でもゲットできるずんだスイーツ、甘いものがお好きな方には激しくオススメです。

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