■2005年6月11日(土曜日)
ちょっと前の湘南新聞に産婦人科医が足りないという記事が出ていた(湘南新聞−足りない 産婦人科医−)。
個人病院だけでなく総合病院の産科も閉鎖だなんて、これじゃ少子化も進むわけだよなあ…と、この時はまだそれほど深刻に受け取ってなかったんだけれども。
先日、盛岡のバクチクライブに行くついでに花巻に寄って墓参りしてきた際、中学卒業以来という久しぶりの友達に会って色々話をしたのだが、その中で産科不足の話が出てきて、なんと今の花巻には産科医が一件しかないという事を聞いた。総合病院の産科も全て閉鎖されてしまったので、隣の北上市に行って子供を産む人もいるのだとか。花巻の子供不足は深刻で、町のお祭りをやるにも他の地域から子供をかき集めなければいけない状態だという。
花巻には空港もあるし新幹線も停まるのだが、温泉と宮沢賢治以外にこれといった名所もないため観光で人を呼ぶには辛いところがある。町の中は色々と様変わりして新しい大型店舗などもできてはいたが、とにかくどこに行っても人が少ない。かつてのメインストリートはゴーストタウンのようだった。このままではますます人が減っていく一方だ。地元で安心して子供が産める環境を作っていかないと未来はないよなあ。
福祉政策で出産奨励金とか出すよりも産科医育成のための奨学金制度とか設けた方がいいんじゃないのか。現状で足りてないんなら増やすしか手はない。子供が欲しいと思った時に個人的な事情以外にネックになる部分があるなんてかなしいじゃないか。
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余談。
花巻にはマルカンデパートという立派なデパートがあるのだが、そこの食堂にあるソフトクリームが凄い。
ボリュームも凄いが値段も凄い。9段巻きで140円というのは25年前から変わっていない。おまけに食堂の内装もウエイトレスさんの制服(ヘッドドレス付きメイドさん風)も何一つ変わっていなかった。
そうなんだよなあ、なんでもかんでも変えていく必要なんてないんだよなあ。そのままでいいものはそのままにしておく、それはなかなかおっとこ前な事なのではないかとしみじみ思いつつ久々のマルカンソフトを無事制覇したのでありました。味もまったく変わらず。ごちそうさま。
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余談の余談。
マルカンソフトの量があまりに多いので半分だったら食べきれるんだけどなあ…と、ある娘さんがマルカン関係者に漏らしたところ、3段巻きのミニソフトがメニューに追加されたんだそうだ。お値段100円。顧客のニーズに的確に応える、これもなかなかいい話だ。
■bk1売り上げ報告
先月分のご報告です。
- 売上金額合計(税抜き):¥5,699
- ポイント:170
ご利用ありがとうございます。
■2005年6月19日(日曜日)
「ヴィジュアル系の経験値」というお題目を見つけたのでやってみた。元ネタは人生の経験値といってミクシィやブログで流行ったものだそうな。
人生の中で経験するかもしれない、しないかもしれないといった事柄のリストで、自分の経験したこと・していないことを○×形式でチェックしていくお遊び。
オイラは単にバクチクが好きなだけでヴィジュアル系でもバンギャでもないけど、面白そうだったのでつい。
- ファンクラブ ○(BUCK-TICK)
- 着メロがヴィジュアル系 ×(着メロ自体使ってない)
- 渋谷公会堂 ○(印象に残っているのは2000年10月21日のFISH TANKer's ONLYの開演前の静けさ)
- SHOXX ○(なぜか家にある)
- 青春18きっぷで遠征 ×
- 夜行バスで遠征 ×
- コス ×
- ポスターを部屋に貼る ×
- ファンレターを出す ○
- アンケートを書く ○
- 同じCDを二枚以上買う ○
- ライブネーム ×(ライブ会場でハンドルネームを大声で呼ぶのはやめて下さーい)
- 整理番号が1 ×(バクチクじゃありえん。一桁はあるけど)
- 解散ライヴ △(グニュウもソフバも名目上は解散してないっぽい)
- JEAN PAUL GAULTIER ○(仕事カバンなら)
- Vivienne Westwood ×
- 最前列 ○
- ヘッドバンキング △(これって「ヘッドバンギング」じゃね?曲によってはやる)
- 逆ダイ ×
- コロダイ ×
- 咲く ×(この辺は意味がよくわからん)
- 手扇子 ○
- 日本武道館 ○(ええもう毎年)
- インストアイベント ○(バクチクじゃありえん)
- 神宮橋 ×(?)
- ファンサイト製作 ○(昔が恥ずかしい)
- 朝10時にプレイガイドに電話 ○
- 1人でライヴに行く ○
- 全通(全国五公演以上のツアーで) ○(SCHWEIN)
- 新宿マルイワン ×(?)
- 高田馬場エリア ×(?)
- バンドスコア購入 ○
- パンダメイク ×
- 最前交渉 ×(バクチクじゃ以下略)
- チケットを忘れて出かける ○(途中で気がついて戻った)
- プレゼントを事務所に送る ○(誕生日には)
- ライヴに遅刻 ×(バクチク時間のおかげでかろうじて)
- テレコ ×(?)
- ゴスロリ ×(他の人がやるのはいいけど)
- ライカエジソン ×
- コピーバンド ×
- オペラグラス ×
- 楠本まき ×
- 全身h.Naoto ×
- 爆発寸前NIGHT ×
- 出待ち ×
- 入り待ち ×
- 打ち上げ ×
- 円盤屋 ×
- クローゼットチャイルド ×
- イエローハウス ×
- 嶽本野ばら ×
- 赤坂ブリッツ ○
- ライヴの客が五人以下 ×
- ライヴの客が一万人以上 △(年末武道館は一万越えてるのか?)
- 徹夜で並んでチケットを取る ○(ファンナビになる前)
- 青山のモワティエ ×
- 開演が一時間以上遅れる △(さすがにそれはないか)
- 同じ曲で30分以上煽られつづける ×
- アンコールを全力で叫び続ける ○
- 物販の販売物を一度に全種類購入 ×
- 年末カウントダウンライヴ ×
- 音漏れを聴きに行く ×
- 飛行機で遠征 ○
- 投げられたドラムスティックを確保 ×
- 投げられたピックを空中で掴む ○(麦とろくんの)
- 誤ってチケットを捨てる ×
- バンドマンと写真を撮る ×
- ライヴでの盗難被害 ×
- ライヴでの痴漢被害 ○
- スタッフ業務 ×
- 円陣を組んで気合入れ ×
- 円陣ヘドバン ×
- 耳たぶ以外にピアス ×
- 名刺作成 ×
- ライヴの為に学校/仕事をズル休み △(ズルじゃないもん!)
- ダイエースプレー ×
- メンバー名の刺繍入り特攻服 ×
- ダフ屋からチケット購入 ○(やっちゃったよ)
- 同人誌(芸能V系)を購入 ○(購入どころか作る側)
- 姫カット ×(?)
- リストカット ×
- 配布物の転売 ×
- FOOL'S MATEのロックプレス利用 ×
- ジーザス・ディアマンテ ×(?)
- ライヴ中に寝る ×(開演が遅くて座席で寝てる事はよくある)
- 2ちゃんねるで叩かれる ○
- 「バンギャル上がる」宣言 ×
- 楽屋招待 ×(バクチクじゃ以下略)
- 将棋倒しに巻き込まれる ×
- ルナ・マティーノ ×
- 水商売・風俗・出会い系のサクラ ×
- KERAかCureにスナップが載る ×
- ライヴ中の流血 ×
- 出禁 ×
- バンドマンのダイブの下敷き ×(バクチクじゃありえんがSCHWEINではあったな)
- 私設ファンクラブの総長 ×
- 投げられたペットボトルの中身を飲む ×
- アーティストモデルの楽器購入 ×
- 麺ゲット ×
わからない用語が多いー。やはりこういうのは気合の入った(元)バンギャルさんがやって楽しむものなんだろうなあ。
*
ついでに、バクチクさんのツアー「13th FLOOR WITH MOONSHINE」の本公演が終わったので(追加公演という名の東名阪ツアー+αは残ってるけど)、ちょっと振り返ってみる。
結局、本公演28本中、オイラが行ったのは17本…なんてこったい。当初FISH TANKで申し込んだのは5ヶ所だったんだがなあ。そのうち群馬は抽選漏れだったし。よくもまあこんだけ増やせたもんだ。
そもそも当初の予定本数が少なかったのは、優先チケットの申し込み時点では休職から復職したばっかりで先の事はどうなってるかわからないから予定の立てようがなかったというのが一番大きい。地方なら後からでも余裕でチケット入手できると踏んでたのもあるけど。
それが3月からまた休職になっちゃって、幸か不幸か時間だけならいくらでもあるという状態になり、抑うつ症状は割と早いうちに改善され体調が上り調子になってきたところにいいタイミングでアルバムとツアーが。それも、予想を超えた見事なものが。初日の群馬と二日目の大宮で完全にヤられ、あとは野となれ山となれ。クレジットカードってこわい。そんな日々。
でもおかげで思う存分堪能できました、今回のツアーは本当に面白かった。抗うつ剤と安定剤の影響で記憶力が大幅ダウンしているのもことライブに関してはいい方向に働いた。何度見ても曲順が覚えられないのである。おかげでいつ見ても新鮮で、どの曲のイントロを聞いても「うわあ」ってワクワクしてた。いいんだか悪いんだか。いいんだ。ライブの印象もあっと言う間に散り散りになっちゃったけど、あっちゃんが何を言ってたかさっぱり覚えてられなかったけど、毎回新鮮な気持ちで心の底から楽しめた。ライブの演出やセットもアルバムイメージを具現する形でとってもよかったし、その中の登場人物を演じる各メンバーのありようもステキだったし。
特にあっちゃんは、時にはピエロ(かかし)、時には魔王、時にはキャバレーの女歌手と、ありとあらゆる役割を演じつつ、見事に物語を引っ張って行ってた。好きな雰囲気だからとしきりに言っていたけれど、それだけじゃない、これまでには感じられなかった大きな何かがあっちゃんを支えていて、自信とか余裕とか強さが感じられるような、そんな佇まいだった。それは、ソロを経て得られた自信かも知れないし、結婚がもたらした安定感だったのかも知れない。
そんなあっちゃんを100%活かせるゴスというお膳立てをした今井さんの度量とあっちゃんへの愛には心底頭が下がる思いだ。あっちゃんは普通に今井さんを好きだけど今井さんはあっちゃんを愛しているよなあ。そういうふたりの関係ひっくるめて、バクチクというバンドは本当に面白いと思うし今は心から大好きだ。今回のツアーではひとつライブが終わる度にそんな思いがひしと強くなって行って、ツアーが終わってしまうのが本当にさみしかった。こんな思いは初めてだったなあ。
従来の自分であればその辺の事をもっと突き詰めて言葉にしていけるんだろうけど、今はどうにもこうにも思考力とか集中力とかその辺が弱まっているのでこれ以上はにんともかんとも。でも、今までで一番大好きなツアーでとっても楽しかった、その事だけがあればそれでいいかなとも思う。
これからの追加公演とファンクラブ限定のライブハウスは一体どんな事になるのやら…やっぱり予想はつかないけど、みんなが楽しめるものになればいいなあ。今はもうそれだけ。
■2005年6月20日(月曜日)
うむ。なんでもRSSは非常に便利ですな。
RSSを提供していないページはここでRSSを生成させてBloglinesで読む。まー快適。
ついでにこのページもなんでもRSS対応にしてみた。なかなかいいかも知れん。自己満足かも知れん。いいのだ。
■2005年6月27日(月曜日)
2005年6月26日(日曜日)午後10時頃、名古屋市営地下鉄東山線池下駅前にて。
ちと見にくいですが右から
- ひぞうが痛い (下にちいちゃく)今井 私も
- 今井くんへ 先に行ってます 星野
- 星野君 一緒に行って下さい。 ゆうた
- (多分一般の人の)
- ザ・グレート岡田 あつし
- 今井君写メとったよ byほしの
上の方にはちゃんとBUCK-TICKと書いてある。ナイスですよアンタ方。思わず伝言したくなっちゃうほどいいライブだったもんね。つーか、ひぞうってどこよ。