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slip into chaos - 日々録(2010年1月)

2010年1月11日(月曜日)

あけましておめでとうございます。って、気がつきゃもう鏡開きだ。餅がうまい。

年末からこっち、しばらくさぼっておりましたが色々ありました。バクチク武道館の覚え書きはこちら

大みそかはコミケで知り合いのサークルさんの売り子。東1-3ホールは15時くらいでも人がわんさかいて賑わってたけど逆側に行ってみたらがらがらでびっくり。芸能系はカウントダウンライブがあるんで早めに撤収してたそうで。それでなくても女の人は撤収早いよね。男島は売るものなくなっても人が引かずに閉会までいる人が多い感じだけど。女性の方がドライなのかしらん。今回はけいおん!とラブプラスの紙袋持ってる人が多かったなー。めちゃモテ委員長本とかジュエルペット本とかミラクルトレイン本とか探せなかったのが残念。でも好きなサークルさんの新刊がぎょうさん買えて嬉しかったどすえ。激しくくたびれたけれども帰りに東京駅の大丸でお高い天ぷらを奮発してグレート年越しそばを敢行。高い天ぷらは間違いなくうまいなあ。幸せ。

明けて元旦は今年も献血へ。家に電話かかってきたんすよ、また元旦に献血しませんかーって。最近仕事が忙しくてずうっと行ってなかったんだが元旦ならいいかと思って予約、その後で売り子の話がきたんだがなんとかなるかなーと。結果、血漿献血が出来ました。いやあ、久しぶりに行ったら献血センターが様変わりしててびっくり。前はドーナツとかアイスとか自由に取れたのがなくなってコイン式の自動販売機みたいなやつになってたお…あそこでもらえるプリンが楽しみだったんだけどな…。んで、帰りにまた福袋貰ったんですが、中味がトイレットペーパーて。ティッシュペーパーて。キッチンペーパーて。ちょっとさみしい気持ちになったにゃー。

その後、花園神社へ初詣。あんまり人は多くなかったけど、さすが新宿、激しくガラが悪いっす。行列でぎゃあぎゃあ騒ぐ声を良く聞いてみると「ババアと同伴がうんぬん」「ホストにはまってうんぬん」。そんな人達でも元旦に初詣にくるなんて信心深いよなー。オイラの後ろには二丁目のオネエさん達とおぼしき集団、「いやーねー、アンタ他人から借りたお金でお賽銭払ったって幸せになれるわけないじゃなーい」「やーだー、ほっといてよー」みなさん元気です。場所を入れ替わる時に見るともなくお顔を見たんですが、みなさんきれいだわー。オイラより華奢だし。他にも二丁目カップルっぽい人達をちらほら見かけましたが、なんつーの、みんなキラキラしてんの。ちょっと我が身を振り返ってしまったよ…今年は自分もキラキラめに行こうかしら。

しかし誤算だったのは食い物(ちっともキラキラしていない)、屋台がいっぱいいるかと思ったら全然でやんの。甘酒と焼きそばと焼き鳥とおでんくらいか。それを知ってか、お重持ってきてる一団がいました、休憩所でお重を広げてお椀まで持ってきてた。それを横目で見つつひとり甘酒をすするオイラ。寒風に晒された身体にしみるぜよ。

にしても人の少ない新宿ってのはなかなか新鮮な光景でした。ユニクロもがらがらだったもんなあ、おかげでゆっくり店内を回れて欲しかったものが買えてほくほく。が、帰宅後に寒気がぞくぞく。初詣で風邪もらってくるなんてっ。おかげで2日3日と寝込んでたっつー、しょーもない正月になってしまいましたとさ。

とまあ、こんな感じのオイラです。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2010年1月19日(火曜日)

新年早々ぎっくり腰をやってしまった。先週の月曜日、前回の日々録を書いてやれやれと立ち上がろうとしたところ妙に腰が痛くてなんだかなーと思いつつそのまま寝て起きたらまだ痛くて、やだなーと思いつつ腰を伸ばしてみたら「ぐきっ」と。自分でとどめをさしてしまった。不覚。

もうそこからはどうにもならなくて職場に休みの連絡をしてからはひたすら耐えるのみ。近所に整形外科があるかどうかもチェックしてないしあったところで外を歩ける状態でもないし。病院行っても安静にしろって言われるだけだしなあ。

で、こうなってしまうと布団に入って横になるか起きて正座するかのどっちかしかないのだが(椅子に腰掛けるのが辛い)この日はえらく寒くてやたらとくしゃみが出そうになり、その度に衝撃を少しでも和らげる体勢をとらなければいかんのでそれはそれでまた難儀な事に。参った。

翌日もまともに動けないので休んだのだが支払いを済ませなければいけない案件があったので止むなく外出。が、信号が変わるまでに道を渡り切れない時点でもうがっくり。ぎっくりでがっくり。見た目はなんともないのにめちゃくちゃのろのろ歩いてるオイラって。うう。お年寄りの気持ちが少しだけわかった気がしました。

んで結局三日も仕事を休むはめに。ああもう。今年こそ体重落とさなきゃだな…なるか珍獣返上。

*

2月14日のCOMITIAに参加する事になりました。今度も美少女でべそ蘭です。前回12ページの原稿を落しやがったハイペが今度こそ描くと言ってます。一体何ページ仕上がるか見物です(見物してる場合か)。

あっ、抒情文芸の締め切りをまた忘れている…違うモードになってきちゃったかな。

2010年1月22日(金曜日)

俳優の田辺誠一さんがTwitterで「2010年忘れプレゼント企画」と称する愉快な企画を開催されてたのですが。

Twitlonger: 新春プレゼント企画 ☆お題: マリー・アントワネットの「パンが無ければケーキを食べればいいじゃない」に次ぐ名言を募集!

Twitlonger: 2010年忘れプレゼント企画:結果発表!

みなさんユーモアがあってうまいなー。つーか2000件ものツイートを読んで寸評書いてる田辺さんがすげえ。

で、この中でちょっと気になったツイートがあったのでございますよ。

☆nf_miffy さん
「風と共に去りぬ」の「去りぬ」って、去ったのか去ってないのか分かんないじゃない!

寸評:確かに! 日本語、ムズカシイネ。

まじすか。「風立ちぬ」も「夏は来ぬ」も意味通じないんか。あれですかね、「仰げば尊し」の「いまこそわかれめ」を「分かれ目」だと思っちゃうようなもんですかね(高校の時に先生に言われて気がついたんだけどな)。

文語文を読めとは言わないが(オイラだって読みゃしないが)、なんかこれってやばくねえかなあ…もったいなくねえかなあ…こうやって言葉ってのは廃れていくものなんでしょうかね。昔の言葉の響きってうつくしいと思うんだけどなー。って、こういうのが既に年寄り臭いってことか。あちゃー。

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