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slip into chaos - 日々録(2010年11月05日)

BUCK-TICK TOUR 2010 go on the “RAZZLE DAZZLE” 広島アステールプラザ 大ホール

いつにも増して記憶のすっ飛んでいる広島でございます。時系列とか追えない。無理。

あっちゃんは赤地に黒のチェックバージョン、長めのコートに後ろだけの短いスカートにズボンの3点セットなんだけど柄の共布でこれはちょっとくどくなイカ?と、あっちゃんを見ているとついついイカ娘になってしまうでゲソ。数曲やったところでコート脱いだらモルボル。うっわー。チェックにモルボル。しかも今日は黒シャツの上に羽織るだけでいいはずのモルボルチョッキの前ボタンを丁寧に留めていらっしゃるものだから前がぱっつんぱっつんですことよあっちゃま。苦しくなイカ? 脱いだコートは後ろに置いといたのに後でわざわざ取りに行ってきっちり腰に巻いてきました。たはー。ホントに腰巻き好きだねあっちゃん。かなりぎっちり巻いたみたいで後でごにょごにょする姿は見られなかった。あれですか、あっちゃんが腰に巻いても滑りにくいような素材を選んでるんですかね。

シルクハットでトゥナイトゥナイ、独壇場で颯爽と持ち出したはずのタンバリンが落っこちてお立ち台の上でくるーりと転がる、それを慌てて追わずに目で追って冷静に対処。大人になったなあ。PIXY、ドリーム&ドリームのあたりで白鳥のポーズ。鶴のポーズもどっかでやってた。手がきれい。MCは一度きりの人生とか今夜だけは楽しみましょう的なことを。羽虫ウィスパー気に入ったらしい。はうってなる。そしてこの間奏のところで今井ポージングが炸裂するのであった。客席に背中を向けて中腰で右手がだれってなってる。なのこのポーズ。衣装はパジャマズボン。

今日の座席は今井より今井側の壁がお友達席だったのですが今井ちゃんのよくくることといったら。しょっちゅう花道にいた気が。しでしこさんとツーショットにもなってた気が。あっちゃんも花道にきてくれたよ、あーあの短髪頭をかいぐりかいぐりしたい。

ボレロ、ラストは今井ちゃんとこに腰掛けてそこはかとなくポーズ。いよっおふたりさん。錯乱、今日はちょいと腰をグラインドですことよ奥様。たっはー。エンジンかかってきたか。そして本日は星野側のシートにご着席、時間ぎりぎに滑り込んだ感じ。モニターにもたれて片膝立ててシャンペンのシャワー、そこから半身起こしてこっちを向く様なんざあもうね、いかしてるったらありゃあしないね。そんないかした男がだよ、ジャンゴの「月夜迷い猫」のとこでね、右手を顔の横に持ってきて、にゃ、っと。にゃにゃ、っと。ぎゃー。あっちゃんそれ招き猫だから。迷い猫じゃないから。ああもうなんかどうにかなりそうだ。狂気のデッドヒート、後ろのスクリーン見ながら精虫の泳ぐ方向に合わせて自分も泳ぐ向きを変えてみたり。でもやっぱり腕が伸びてぐるぐるしてるから泳いでるみたいに見えないとこがかわいい。TANGO Swankaじゃ嬉しそうに二人羽織り。あと客席にケツ向けてセルフスパンキングしたり投げキッスしたりまったくもってエクセレントだ。なんかこういかれたことばっか書いてますが歌も演奏もなんだか知らないけどがっつしいい感じになってるのよ、Victimのエピローグでの糸を引くようなファルセットなんて絶品だなあ。はうう。しあわせすぎて溺れる。

アンコール1は妖月、ゴブリン、アイコノ。アイコノの前、サイレンっぽい音が聞こえてどきどきするんだけど。やあねえもう。5 for Japanese babiesと歌ったあと、5 for HIROSHIMA babiesと歌ってくれました、これは嬉しいよねえ。外人さんも「イマイサーン」とか「ジーニアス!」とか掛け声かけてたし。

そしてアンコール2でMAD。ぎゃー。1コーラス目のサビは一人で歌ってたけど2コーラス目でしでしこさんを急襲。わー。あっちゃんに気押されてか歌えなくなってしまうしでしこさん。一生懸命お仕事してるのにごめんね。でもいつものことね。間奏、いつもならメロディをつまびくところでなんかこうぐっとくるようなフレーズをかましてくる今井。不意打ち。あやうく惚れそうになる。そしてスピード。これでおとなしくしてろって方が無理。

ほんとにわけわかんないうちに終わって気がついてみたらスタンディングかってくらい汗びっしょりで、序盤はおとなしめだったような気がしたんだけど気のせいだったみたいだ。入場前、並んでる人達を見てたらセーラー服はいるしスーツの男性はいるし白髪のおじさんはいるしでなんてカオスな客層なのかと並ぶ列間違えてるんじゃないかと思ったけど(向かいのホールでクラシックの催し物をやっていた)入場してもちゃんといたしなあ。男性が多かった気がします、ひとりの人も二人連れ三人連れも。小学校1年生くらいのちっちゃい男の子もいて、これが今井側花道前の一番端っこにいたもんだからちょっとはらはらしましたが、今井ちゃんが花道にやってきたときは警備の人が前からお母さんが後ろから押さえる形で本人はぴょんこぴょんことけなげに飛び跳ねていましたよ。警備の人も大変だなあ。しかし、あんなちっちゃい子に狂気のデッドヒートとかVictimsとか聞かせていいんだろうか。って他の曲にしたってアレだけどな。

そういえば初めの頃に右手で指輪を抜き取って下手袖に投げるような仕種をしてましたがあれはなんだったのかな。謎。

しかし…サイッコーだと思った高松から2日で更にこの盛り上がりだもんなあ(しょーもないことばっかかいてるので全体の様子がさっぱりわからんと思いますがえらい盛り上がりようだったのです)。2階席への階段は通れないようになっていて人が入っていなかったんだけど、お客さんの気持ちとメンバーさんの気持ちが呼応した感じ、かな。だといいな。嬉しかった楽しかった。バクチク凄いね。見る度最高。

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