BUCK-TICK TOUR 2010 go on the “RAZZLE DAZZLE” パルテノン多摩 大ホール
仕事終わってすっ飛んで行ったけど開演時間に間に合わず駅からホールまでの緩い坂道を駆け上…ろうとしたけど途中で息が切れてはあはあ言いながら駆け込むとまだ当たり前のように始まってない。よかった。今日ばかりは今井ちんに感謝。パルテノン多摩って1階だけなんだなあ、高松や広島よりこじんまりしてる感じ。でもその分ステージが近いわよ。今日も今日とて今井ちんより今井側、でもこれまでで一番前の席。やっほー。
オープニングの幕が今日は上からすとんと落ちました、これまでは下からすーっと上がっていく感じだったと思うんだけど、一気にすとんと落ちたので心の準備が。そしてそこにはシルクハット被ってチェックの3点セットまとってステッキをくるくる回してる若ぼんがお出迎えでないかい。だー。そうなの、今日はなんだか大店の若ぼんのようだったの。初っ端からにこにこみんなを見ながらあげてく感じで。西日本シリーズが大盛り上がりだったと聞いて(3分の2は体感してきてんだけど)今日はまったりになるのかなと思ってたんです始まるまでは。それがまーなんつーかまったりしっとりエロスもありつつ気がつきゃ汗だく…なんか思いもよらない方向に持ってかれた感じ。落ちた幕はスタッフの人達が丸めて下手の出口から運び出してました、その後も何度かセットが変わる毎に黒子みたいにすちゃすちゃと。いろんな人が作ってるライブなんだと実感…ありがたく頂戴します。
トゥナイトゥナイだか独壇場だかとにかく早い段階でタンバリンをボウリングみたいにすてーんと下手袖に転がしたあっちゃん。もういらないのかな。後でいつの間にか復活してたけどうまく鳴らなかったのかすぐに元に戻してステッキに切り換えてた。なんだったんだろう。うん、今回はスイッチの切り替えが面白い。PIXY、愛を全身に浴びる仕種がエロス。MC、ウェルカムラズルダズル、とか? 昨日の事なんて忘れて、明日の事は考えずに…でそのまま固まってるあっちゃん、お客さんのワクテカとクスクスが場内に満ち溢れて。言葉じゃないんだよねー。みんなわかってるからオッケーオッケー。別のときのMC、もっと踊って、叫んで、歌って、って。今を楽しもう、今、いま。って。この2度目の「いま」がとってもかわいかったです。
羽虫ではカムフラージュのところで手で顔を隠すポーズ。2回とも。今井ポージング、最初は正面向いてたのでうわっと思った、しばらくして後ろ向いて別のポーズ。あれは毎回変えているのでしょうか。今井ちん的に見せ場なんでしょうか。今井ちんメイク薄。妙に照れくさくなるのであまり見ない方向で。たまに見ると口元ふがふがしてたりヤッターヤッターヤッターマンみたいになってるので面白くてつい見ちゃうんだけど。
今日は上着はするっと脱げたけどそのまま腰に巻くのにちょっと時間をかけていた。すごく一生懸命縛ってました。しわにならんかそれ。あ、モルボルいなかったよ、だからあんまりアチャーな気分にならなかったんだなあ。
エロティックなやつを…とVictims。今日はくちづけも首すじにたっぷりだったしなかなか大人のムード。大人と言えば、上手と下手をなにやら真剣なまなざしで見つめていた時がありました、大人の男の人の顔で。どきっとする。そうかと思えば笑みを浮かべながらみんなを煽ったりね。優しい。とっても大きな感じ。顔に手をもってきて小指で涙を流してた時もあったなあ、あれは何の曲かな。ボレロのラストはもう定番ね、ほんとに絵になるふたりだこと。錯乱、今日はジェットの翼に乗ってるようだったな、しでしこさん側のモニターに腰掛けて。タンゴはもうね、そんなに今井ちゃん好きかってくらいうろちょろして。あ、ジャンゴでフォークソングばりに歌の先導してましたぞ、ピーカブーって言ってからこっちにマイク向けて、歌えってね。なんだろうこれ。あっちゃん優しい。盛んに水飲んでた。霧吹きもしてた。最後の方でMC、ツアーまだ、多分、あるので、みたいなことを。多分って。また会いましょう的な。リピーター前提なんだからもー。あっちゃんったら。また会いに行くけどね。夢幻もソラリスも優しかったなあ、さっといなくなっちゃわないでずっといてくれてね、去り際にあっちゃーんって名前を呼んだらくしゃって笑ってくれた。わあん。嬉しいよう。
アンコールがまた怒濤だった、妖月のときのスクリーンは上下じゃなくて横に閉まっていったなあ、ゴブリンでわけわかんなくなってるところに狂っちまえでMAD。ひゃー。今日も今井ギターがいかしてる…本編でもちょっとぐっときちゃった。あやうく惚れそうに。危ない危ない。あっちゃんのボーカルはカタカナっぽく作った感じの声で。あっちゃん楽しんでる? アンコール2、あっちゃんがマイファニーマイファニーって煽るから何かと思えばMy Fuckin' Valentine。ぎゃー。はあもうどうしてくれよう。射精マテリアルで律儀にマイクしごく今井ちん。なんかきっと脳内物質色々出てた。そこにとどめのアイコノ。うあー。もうどうにでもしてくださーい。ちょっとはしゃぎすぎてはしたなかったかな、こんなところあっちゃんに見られたらどうしよう。あれ。ってくらい気持ち良かったんだよう。
なんかもうあっちゃんが優しくて優しくて包み込まれるみたいでね、こんなライブをするようになるなんて思ってもみなかった。たっぷりの声で歌でみんなを包み込んでくれて。物凄く冷静なのに熱狂を巻き起こしてる、そのありようが嬉しいしありがたいし愛しいし大事にしたいと思う。いつもかわいいかわいいって思ってるけどこんなに大事なんだって改めて気づいた。惚れて溺れて底無しに大好きだ。ファンはしあわせもの。こんなに目の前であっちゃんが歌ってる。5人ですんごいことやってる。見る度に違って容赦なくかっこいい。はあ…しあわせ。
【余談】
「あっちゃんに声掛けたら笑ってくれたよ」とメールしたら「ダーリンの優しさ踊り食いだね!!!」という返信がきました。すごい。
【11月12日追記】
- 今回見る度に新鮮なのは曲順がさっぱり覚えられないからなのかも。
- オープニングで最初に出てくるあれがコウモリに見える。
- Victimsで後ろ向いてセルフ抱きしめポーズ。出た。
- ジャンゴの前の指パッチンがかあっこいいのはデフォルトになりつつある。
- なんかの曲の時、ドラムセットの前、高くなってるセットの縁んとこぎりぎりに立ってた。あれはアニイの邪魔にならないのだろうか。
- アニイを見る時の表情がまたね。万感胸にというかなんというか。たまらんのです。
- 最前のお嬢さんとしっぽりやっていた。差し出した手を取ってくちづけしそうでしないで離す。あんまりがっついてるようじゃなかったからあっちゃんやりやすかったのか。つーかシラフだと寸止めなのか。酔った勢いであんなことされたオイラは実は不憫なんじゃないのか。
- ここはそういうとこって言ってた、踊れとか歌えとか言ったあとか。かわいかったな。「生きてる?」とも。楽しそう。
- しかしあの髪型であの衣装だとかわいさが引き立つよなあ。たぬきメイクで。それもまたかわいい。
【11月13日追記】
今井ちんの方に近づいてきていきなりけっつまづいてあわや今井ちんにぶつかりそうになるあっちゃん。と、おもむろに後ろを振り返り「まったく」みたいな感じで向き直る…猫のすることかよおおおおおおかわいいんだよおおおおおおお。君はわたしのあっちゃん。