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slip into chaos - 日々録(2011年1月)

2011年1月1日(土曜日)

新年明けましておめでとうございます。

去年のまとめをしようかと思ってたんだが年が明けちゃうと間抜けね。ただ確実に涙腺がゆるくなったなあとしみじみ感じた年でしたな。年齢のせいか。中でも一番泣いたのはふくやまけいこさんのオリヒメ。女子校の物置から古い文集が出てきてそれを演劇部の二人が読んでいくという体でまとめられた短編集。時代背景は昭和30〜40年くらいでしょうか。主人公はみんな子供で、その目線に自分の子供時代がオーバーラップして…一話目の犬の話からもうあぶないんですが、読み進めていく毎に泣いてしまいます。それは多分、色々な夢や願いが叶えられなくていい事なんてちっともないやとぐずぐずすねていた自分のためのカタルシスなのかも知れない。泣く事であの頃の自分を慰めているんだきっと。おんおん泣いたところで差し挟まれた演劇部ページのあっけらかんとしたコメントに笑ってこれまた癒されます。いいマンガです。

年末はいつになくばたばたしていて、29日はコミケ(一般)〜バクチク武道館〜朝まで爆笑忘年会、30日もコミケ(一般)〜あっちゃん組忘年会、31日はコミケ(売り子)という流れでした。しあわせだなー。

今年の抱負。慌てない。心技体を鍛える。これまでは何かとばたばたして常にあわあわおたおたあたふたしていたような気がするので、慌てず落ち着いて行動したい。そして、鍛える事でしなやかさが生まれるみたいだぞということに気がついたので心身ともに鍛えたい。これまでが怠けすぎなので。技っつーのはあれです、仕事とか創作とかそっち方面。本をじっくり読みたいわね。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

2011年1月4日(火曜日)

嫁が君/よめがきみ
新年(の季語)

忌み言葉の一つで正月三が日の鼠の異称。家鼠は人の生活の近くに居り、食害などで嫌われる一方、大黒様の使いとされ、親しまれる動物である。正月には、「鼠の年取り」として米や餅や正月料理を少量供える地方もある。

ほー。そーすか。うちゃなんもやっとりゃしませんが。元旦の朝、寒いのをこらえてよっこいしょと台所に出てみるとまあなんということでしょう、床になにやらぼそぼそとごみが落ちているではありませんか。もうこのくらいでは驚きゃしないんですが、これがどうにもよくわからんごみで、一体どこを食いちぎられたのかとしばし探索するに…流し台の下に吹きつけてあったウレタン的な物がやられた模様。もはや台所には彼奴めの齧れそうな物はなんにもなくて、ついにこんなところに手を出すに至ったと…ってやばいんじゃないのかこれ、ここさえも喰い尽くされたらマジでケーブルとか食われんじゃねえのか。ねえ、ねずみってさあ、沈みかけた船は見捨ててとっとといなくなるんじゃないの。耐震構造的に問題があって取り壊しケテーイなこの建物にいちゃだめなんじゃないの。それともあれか、実は耐震うんぬんいうのは不動産屋がふかしているだけなのか。地上げにあって取り壊されるのと違うか。天水館かここは。クラゲの絵を描けば政治家の息子が女装してオイラに惚れるのか。ウサギの絵でよければ描きますが。

うさぎ

…だめか。

2011年1月7日(金曜日)

ミック・カーンが亡くなった。

24th July 1958 - 4th January 2011

It's with profound sadness that we have to inform you that Mick finally lost his battle with cancer and passed away peacefully at 4.30pm today, 4th January 2011 at home in Chelsea, London. He was surrounded by his family and friends and will be deeply missed by all.

Posted: 4th January 2011

家族や友人たちに囲まれて…。どうぞ安らかに。

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