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slip into chaos - 日々録(2011年11月)

2011年11月15日(火曜日)

11月だってよあはははは。そんなわけで沖縄行ってきました。諸々久しぶりなもんでいつにも増してとっちらかっとります。ライブ前後のなんやかやもいろいろあるんだけどそれはまた書けたらいいなあ。

2011年11月21日(月曜日)

沖縄ちびっと追記。今回はほんとにすっからかんだなあ。

ライブ前後の話。行きの飛行機、搭乗口に向かうとスズメの巣かっつーくらいぴーちくぱーちく賑やかで、見ると修学旅行なのだろう、制服を着た若人がびっしり。うはー、これと一緒なのかっ。何度か遠征してるけどこれは初めてのことでした。機内に乗り込んでからもえらい騒ぎで、機体が動いてはきゃー、曲がってはぎゃー。「やばいやばいやばい」「セーフセーフセーフ」何がだ。離陸体制が整ってがーっと加速しだすと一斉にわあああああああああっと凄い叫び声が上がってふっと機体が浮くと拍手喝采。いやあ心が洗われるような新鮮味だ。周りにいた一般乗客のみなさんも笑ってる。当然着陸の時も大騒ぎで歓声と惜しみない拍手、操縦席にあの声は届いてたんだろうか。着陸後のアナウンスで学校名が呼ばれてたのを聞いたら千葉の学校と群馬の学校だったらしい。まさかここで群馬とは。ひとりほくそ笑むオイラ。いや、出で立ちがそれっぽいお嬢さん方もいたから同様ににやけていたはず、と思っとります。

那覇は週間天気予報では日曜から月曜にかけて雨の予報だったので覚悟してったんだけど着いてみたら蒸し蒸し曇り空、モノレールに乗ってる間に日が差してくるというびっくり天気。ライブ終わって出てみれば土砂降りパターンかと思ったけどそれもなくて、いやあバクチク変わったなあと思ったことではある。

で、前に来た時のことをオイラは結構忘れてたのですが、会場近くに宿をとった人の話ではリハーサルの音がものすごい勢いでだだ漏れだったそうで。そういえばそうだったなあ、いつぞやも入場列の真上から容赦なくがんがん音が聞こえてきてたっけなあ。今回も16時ごろまでやってたそうで。つーか、外にいるだけでも相当聞こえてそうだよなああの会場。近隣配慮とかいいんだろうか。いいんだろうなあ。そういうところが沖縄か。

ライブ後はひとしきりしゃべってしゃべって大笑いして。偶然一緒になった知り合いさんもあっちゃんファンだったので心はひとつだ。あの日のあっちゃんは語り種だよね。…でも前回だってそう思ったけど今回はそれを上回ったからなあ…いくら心の準備をしても違うベクトルで攻めてくるあっちゃんには防御のしようがないんじゃないかとも思うね。こうしてファンは打たれ強くなるのか。なんか違う気が。

ホテルに戻る道々、野良なのかなんなのか路上にゃんこにいっぱい出くわしたのがちょっと嬉しかった。南国のにゃんこは一味違う気がする。その後は修学旅行生に出くわすこともなくすんなり帰ってまいりました。

ってもう一週間も前のことか。早いな。あっと言う間過ぎる。ほら、もうすぐまたライブ。うはー。

(そういや3月のライブの話アップしてないじゃんね。もたもたしてるうちにパソコンいかれちゃったからなあ。あの時もびっくりした…その話はいずれまた機会があったら)

2011年11月28日(月曜日)

やあやあやあ。赤坂BLITZ一日目二日目。あたしって、ほんとバカ(魔女化はしてません)。言っときますがレポじゃない。いつものことだけど。こんな感じ方もあるんだよってことで。それはとっても嬉しいなって(やめんか)。

2011年11月29日(火曜日)

旧居はすでに取り壊されていて春には新しい建物が建つらしい。ねずみどもはどうしたろうか。隣人だった人たちは。

震災からこっち、いろいろなことが変わったり変わらなかったりしている。8ヶ月前、押しつぶされそうな気持ちでいる時にツアーの延期が決まってメンバーのコメントに泣いて泣いて。口惜しかったりやりきれなかったりどうにもならない気持ちもないまぜになっててしばらく辛かったけど、あのコメントを思い返しては泣き今井ブログに触れては泣きあっちゃんのイラストに笑ったり泣いたり。そうやって堪えながらなんとかやってきた。

自分が東北出身であることを知っててある種の物語を期待して近づいてくる輩もあったし、そういう風潮が妙に強くなっていくのも感じたりしたけれど、そっち側に行くのはいやだった。宮古、釜石、陸前高田、名前も顔も覚えていない同級生の中には少なからず被害に遭った人もいたかも知れない、けれど、起きてもいない悲劇を自分の中に作り出して憐憫を装うことはするまいと思った。このくそったれな現実を安易に昇華させてたまるかと思った。

暑かった夏は殆どを吉増さんと過ごしたような気がする。朝日カルチャーセンター新宿で手にしたPUNCTUM TIMES(プンクトゥムタイムス)の確かな重さ、合わせて提示された新しい映像の衝撃、秋川。それに揺さぶられたまま始まったポレポレ東中野でのレイトショーマラソンでもまた何度となく揺さぶられ。

そんな中、ようやく書いた詩が抒情文芸に掲載され清水哲男さんの評を頂いたことは本当にありがたかった。やはり自分は書くことで確認しているのだろうなと今さらながらに思った。自分が書けること、書いたものを受け止める場と人がいること、それが世の中に示されること。そこからまた反応が返ってくること、そしてまた何かが開かれること。その全てが有り難い。

そんな感じで、心の拠り所があるってほんとにありがたいことだよなと心底感じておるのです。それをちゃんと掴んでられるように自分を鍛えなきゃいかんなとも。自分を鍛えると自分が信じられるようになる。自分が信じられるようになると、そういう自分自身が拠り所になって次が踏み出せる。時々、かっくん、ってなったりもするけど、まあそれもそれでアリってことで。今はそんな感じ。

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