BUCK-TICK TOUR2011 うたかたのRAZZLE DAZZLE 沖縄ナムラホール
沖縄暑かった。ライブ熱かった。以上。
これで済んじゃうくらいなんにも覚えてない。頭からっぽとはこのことだ。だってしょうがないじゃない、いろいろあったんですもの。

- いまいみずゲトヽ(・▽・)ノおじちゃんありがとう! http://t.co/ZZLcSvLU
- うっかり最前に行ってしまったらアンコールであっちょうがはかないで出てきて目のやり場に困った困った
- そんなわけでみんな元気だったお!(^ω^)セトリとか衣装もまんまでうたかたカムバックだったお
- 黒タイツにベルトしてたお
- 上はエンジふりふり最初はミニスカ アンコは履いてない
- 前髪立ってて後ろはイグアナみたいになってた。テカッと固めてワルな感じ。それにエンジレースシャツ黒チョッキミニスカ黒タイツエナメルとんがりブーツ。メイクはたぬ度控え目黒マニキュア
- アイテム:ドクロステッキ、拡声器、羽つきハット、黒羽まふまふ。タンバリンなかったかも。全体的にモニターがん見傾向、それでも歌詞間違ってた気がする
- 多分しょっぱなの曲であおりながら沖縄頑張れ東日本頑張れって言ってた気がする。後はMC少なめ、8ヶ月ぶりとか。とにかく楽しんでって感じで。とっても真剣に歌ってた。ああ、あっちゃんはボーカルだなあって思った。
- 生あつしっていうか生バクチクだった。バクチク生きてんな!みたいな
- あっちゃん以外はほとんど視界に入ってないんだけどね(ぼそっ
- 暗くなってSE流れて最初にユータが出てきたときうるっときてこれであっちゃん出てきたらまじやばいと思ったけど悠々と現れたあっちゃんが横顔でにっと笑ったの見てうっひょーんて元気になっちゃった。あっちゃんすごい
- 今井のしわはわかんなかったけどあごはたっぷり二重。頭も衣装も変わってないと思う。アンコ1でお水をくれたいい人。みんなで回して飲んだよ!マジ生き返った。ペットボトルは今井ファンの手元に渡るよう手配済み
- あっちゃんのあれはもう単純に「はいてないじゃん!」っていう。ステージで脱ぐのは止めようがないけど楽屋出た時点であれだったら誰か止めなさいよと。江頭というよりファーザーのレベル。さすがお父さん(違 また微妙に恥じらい加減なのが余計にもにょる
- フォルムがくっきりしてないとこ見るとかなり厳重にガードしていたと思われ。ラインも見えなかったし。それで余計にもたついてみえちゃってもうね。ファーザー
- あと、今期のブームは荒ぶる鷹のポーズらしい。しょっちゅうやってた。
- めんそーれって言ってたな、おかしな口調で
- ファーザー部分はさておき、横顔がお父さんだなあって思った
- 顎をぐっとあげて伸ばした指で喉元をはわはわはわはわしてたのなんの時だったかなー。やたら気持ちよさそうだった
以上は自分のツイートから。一部編集・訂正済み。説明が要りそうなところはフォローしたつもりですが分からなかったら分かる人だけ分かってください。敢えて詳細説明を避けているところもありますが、この流れで「フォルムって何のフォルムですか?」っていう人はいないと思うんだ、ここを見るような人なら。「あっちょう」はあっちゃんのことです、あっちゃんで社長だから。
そんなわけで最前でした。10番代を引き当てたお友達がチケットを交換してくれたのです、前に行きたい人が行った方がいいよーって。なんという心の広さか…ありがとう。本当にありがとう。
沖縄は本当に暑くて、週間天気予報ではずっと雨マークだったのに時折日が差して普通の折り畳み傘じゃなく日傘を持ってくるべきだったと後悔するくらい暑い。でも16時半頃にはすっかり曇っていて入場列に並ぶのも楽。腕時計持ってくるのも忘れるくらい慌てていてスタッフの人が先導して会場に入り始めたのが何時だったかもわからない。足ががくがくして階段でけつまずいてみたり持ち物チェックでポーチの口を開けるのも忘れてたりともうおたおたの極み。場内に入ると上手の方が空いていたのですーっと柵前へ…ってなんですかこの会場の柵の低さは。腰んとこくらいしかない。かなり分厚いウレタンクッションが巻いてあって押されても痛くなさそうだけど姿勢を保つのが難しそうだ。前にここで最前だったときもそうだったかなあと思い起こしてみたけどもその時は確かセンターステージが前方に出張っていたような(記憶が定かじゃないので嘘かも)。
しばらくして流れ始めたBGMの1曲目がトレしゃんのHead Like A Holeで超あがる。その後もDAFとかKraftwerkとかちょっと懐かしめのデジタル気なビートナンバーが多かった気が。Get it onも流れたよな。ひと頃に比べるとソフトなラインナップだなあ。おかげで少うし気が楽に。とは言え激しく緊張しまくりで隣の人ともろくに話せずひたすら待ってる。スタッフの人がお水を用意してたけど、あっちゃんのはペットボトルそのままじゃなくコップに注いだのも置いてあった。そのうちドラムの音がとんとんたーんと響くと、ああバクチクのライブだあってなんか懐かしさすら感じて。会場の後ろはどのくらい入ってたんだろうなあ。場内アナウンスが「うたかたのラズルダズル」って言った時に、帰って来たんだなあと更にしみじみ。
と、そんなおセンチな気分も客電が落ちるとぎゅわーって圧縮されてあとはもうカオス。オープニングSEは前のまんま、そうだーこれこれと思いながら必死に上体をキープして上手をロックオン…と、しょっぱな出てきたユータの笑顔を見た途端に涙腺がぶわって緩んで自分でびっくり。まさかユータで。こりゃいかん。ユータは上手のみんなにタッチしてってくれて、アニイが出てきて今井が出てきてヒデが出てきて。多分みんな変わってないんだと思う。多分ってとこが申し訳ない。今井の赤と黒のストライプジャケットは見覚えがあるのよ、髪の形も色も確かこんなだったような、ちょっとボリューム持たせて金茶で。サングラスは前もしてたっけ。で、しばらく間があって、その間が凄く長く感じた、あっちゃんはゆっくり歩いてきて、その横顔がニッと笑ったのを見たらもううわーってなっちゃって、嬉しくなっちゃって、なんかもうどうでもいっから楽しんじゃえって気分になってた。不思議。あっちゃんすごい。あっちゃんは頭がつんつんしてて、前髪が立ってて、後ろはイグアナみたいになってた。ツヤツヤのテカテカでワルそうないい男。ひゃー。それにあの衣装…今期のあっちゃんの全身像を初めて見ましたが、そうかー靴の先ってこんなにとんがってんのかー。聞きしに勝るとんがりっぷり。これ見ただけでも最前にきたかいがあるってもんだ。
で、セットリストもMCもなんも覚えてない。途切れ途切れに記憶はあるんだけどね、つながらない。マイクをフロアに向けることが多かった気がする、独壇場やジャンゴのときだけじゃなくて。あ、ジャンゴの前、歌とダンスよろしくとか言ってた気が。25周年のこともちょっぴり言ってた気がするけど控えめだったな、MCは全体的に引きの感じだった。緊張してというより、なんだろう、責任感みたいな。横顔、顎のラインがしゅっとしてるからかな。そのしゅっとした加減がお父さんぽい。
…こっから先はちょっとどころでなくひどく妄想モードなのでうっとうしいのが嫌な人は「閑話休題」のところまで飛ばしてください。
しゅっとまっすぐに目線を向けてるあっちゃんの横顔を見ながら、お父さんだなあと思ったんだよな…実生活でもそうなんだろうけど、もう一つ、個人的にあっちゃんをお父さんと思う理由がオイラにはあって。オイラの実父は若いころかなりかっこよかった人で、子供の頃は本気でうちのお父さんが世界一かっこいいと思っていた。アランドロンよりかっこいいと思っていた。6歳の時に両親が離婚してそれから母と暮らすようになったもんでそれからは余計に自分の中ではお父さんに対して良いイメージと記憶だけが増幅していってしまって。どれだけ美化されすぎだったかは後日周囲からの情報で明らかになっていったものの、気づけば立派にファザコンをこじらせていたというわけで。で、その父とあっちゃんが被るんです。横顔が特に。最初からそう。今のあっちゃんは特にそう。どんなお父さんしてるんだろう。閑話休題。
顎はしゅっとしてるし髪は立ってるしなんだか爬虫類っぽいあっちゃんだけど、その様がデビュー前のデビルマン時代を彷彿とさせますよ。いつも思うことだけど、この人たち本当に変わらないよね。そのまっすぐさに感服します。変化しつつ変わらずにいるのはすごいことだ。やっぱりバクチクって生き物なんだなあと思う。呼吸しながら、新陳代謝しながら、自分であり続ける。生き物なら当り前だけどこれをやってるバンドはそういないんじゃないかと。いや、自分が自分であり続けるのだって大変だよな、やりたくないこと無理してやって自分を壊したりして。それをせずに自分として存在すること、自分自身に立ち返ること、それがあるのがバクチクなんじゃないかって、そんなことが体感できるようなライブだったなあ。
覚えてないとは言いつつもセットリストは多分前と変わってないはず、ボレロも錯乱もソラリスもやんなかったし絶界とミナシ児はやったし。ジョナサンやったのでぐひゃーってテンションあがったけどこれ前もやってたっけ。復習しないと新鮮でいいわね。
それにしてもあっちゃんはしょっちゅうモニター見てたなあ。歌詞をしっかり歌わなきゃと思ってたんだろうか。真面目だなあ。それでも間違う時は間違うんだなということもわかったけどね。でも絶界なんかは間違えないよね、手振りも完璧だし…はっ。ひょっとしてあっちゃんの当てぶりは歌詞を覚えるための学習装置だったのか。知らなかった…またひとつ新たな発見があったよ。これだからライブは面白いなあ。
月下麗人のエアドラムは律儀にやってたな、ジャンゴの迷い猫はいなかったけどメメモリで猫の手で踊ってた。狂気のデーヒーで片道切符見て驚いてた。デーヒーと言えばヒデですよ、ただでさえヒデ感がいや増していたのに(雰囲気でわかって欲しい)、しーっのところ、さあお待ちかねの星野様の出番ですよとばかりにすんごいドヤエアーをまとって前に出てきて、しーっ。きゃーっ。ヒデファンって凄いなあ。あっちゃんは全然意に介さずといった感じ。そりゃそうか。一度、ヒデいい男ーみたいな声援がかかった時に「そだねー」みたいな薄いリアクションしてたな。そういえば、何かの曲の直前、お酒はたくさん飲みましたかあーてな感じのちょっとお花畑チックな声にふんふんふんと無言で頷いてたっけ。大人になったなあ。水はばんばん撒いてたけど頭から被らなかったのは髪形キープのためかしら。
何かの曲の時に今井にひっついていって一緒に歌ってたなあ、ちゃんと見られなかったけど、今井の腰が引けてるような気がしたのは気のせいかな。いつもそうか。今井は二重顎がたっぷりしてました。安西先生と呼んでもいいのではないかと。身体はスリムなのにねー。
アンコール1 くちづけ 月下麗人 妖月
アンコール2 Diabolo ランデブー
アンコール1で出てきた今井がお水のペットボトルをぺって投げて、それがオイラの手にぴょいっと。わー。命の水だ。周りの人とありがたくちょうだいしたよ。文字通り生き返った。押しはそんなにきつくなかったけどとにかく熱かったからね。
で、問題はここからですよ…前のライブのことをすっかり忘れていたオイラはあっちゃんがそういうことをする人だということもすっかり忘れていて…いやたとえ覚えてたとしてもまさかのっけからとはさ…思わないよ誰も…っていうレベルの衝撃。穿いてない。穿いてない。穿いてない。あまりの出来事に正視していいもんだかなんなんだかわかんなくなるぐらいものすごい。
ステージでスカート脱がれるのは不可抗力だけど出てきた時点で穿いてなかったら「穿いてないじゃん!」ってツッコむよね普通。ツッコめないのか誰も。あれで上に着てるのがオーバーブラウスとかそんなんだったらまだいいけど(決して良くはないけど)、あのレースのシャツは丈そんなにないんだもん。ていうかもうどこからツッコんだらいいのか自分の拠り所を完全に見失うレベル。パンツじゃないから恥ずかしくないとでも言うつもりなんだろうか。やっぱりあっちゃんってわからない。あっちゃんはわからないということがわかった。そんな夜。
そういえば本編序盤、衣装の何かが気になるのかベルト周りをしょっちゅういじっていたっけな。そのくらいはいつものことだけどね。上手袖に引っ込んで行ってスタッフさんに何か指示したりも盛んにしてたけど、久しぶりのライブだからかなーと思ってたんだけどね、そのあとちゃんと歌いながらオッケー的に頷いて見せたり。でもスカート脱ぐってとこだけはリセットされてなかったんだなあ…確実に。そんな格好で「愛し…愛し合えるというの」ってこっちのセリフだよあっちゃん。今回に限ってはエロいという言葉は当てはまらない。ひどい。ひどいよあっちゃん。こんなやり方でうちらの心をかき乱すなんてさ。でもこんなふうなどうかしてるっぷりすら引っくるめてこそのあっちゃんなんだああ。あっちゃんじゃなきゃだめなんだああ。「二度と戻れない」まったくだよ。わかってんのかいあっちゃん。おかげで月下麗人の崩れ落ちポイントもこれまでほどにはときめかず。罪だ。罪すぎる。ある意味ゴッドファーザー。
アンコール2がDiaboloで始まって、あれー次に何やるのかなーって思ったらランデブーがきて、なんかとっても納得した。真剣さ、責任感、その根底にあるのは誠意でそれを言葉にすると「ありがとう」なんだろう。あくまで「うたかた」のうちの一本のライブとしてやってくれて嬉しかったし変に特別なものにせずにみんなを楽しませようとしてくれてるのがわかって本当に嬉しかった。そんなあっちゃん達に「ありがとう」っていう気持ち。ライブの後しばらくは、止まってた時間が動き出したのか、なんて思ってたけど、時間が経つに連れそうじゃないんだなと、この8ヶ月の間もあっちゃん達は動き続けてて、それでこの日があるんだと、そう感じてきた。そんなことにもありがとうっていう気持ち。
あとね、きっとね、一度抜けて出戻っちゃうと抗体が出来てるんじゃないかと思ったね。バクチク抗体が。抵抗力強いぜえ。だからあんな衝撃も受け止められたんだぜ…と今は思うことにしよう…ううううう。いいぞもっとやれ。
【11月21日追記】
今井がグノシエンヌ弾いてたのって何の前だっけ、ララバイか。
あっちゃん、ワンツーハイキックで腿上げしてたな。キックじゃなく腿上げ。キックボクシング教室で先生が「はいこの高さをキープして、この位置のままで前へ蹴りだす」って指導してる感じのポーズ。ちゃんと2回とも。
それにつけても歌詞がちゃんと入ってないときのあっちゃんもまたいいものです。妙に所在なげな、なんか途方に暮れてる感じが。今回は途中までやってたツアーで身体が覚えてる部分も残ってるだろうしかと言って歌詞は結構蒸発してるしでどうすりゃいいんだみたいな。こういう状況もなかなかレアで楽しめる…こんな見方でごめんなさいね。でもアンコール終わりで自分の歌が終わるやすったかたーとばかりに袖に引っ込んでった姿がなんともね…余韻もなんもありゃしないの。ああ、いっぱいいっぱいだったんだなあ、必死にやってくれてたんだなあ、という感じで。いつもそうだと思うけど、マイクに向かって歌ってる時のまなざしがそれはそれはまっすぐで。この愛すべき真剣さを目の当たりにしたらさ、もうかわいくてかわゆらしくて仕方ない。大好きだあっちゃん。下半身のアレは置いとくとしてもね…ううう。