2001/6/10 Zepp仙台
今日は一般で取ったチケットで番号はCだったので後ろの方でゆっくり見ることに。18:30頃会場に着くと客入れは殆ど終わっていて2階席の人達が並んでいるくらい。会場前の張り紙には終演予定19:40と書いてあるが、そんなにかからないよなあと思いつつ入場。
ドリンクコインでジントニックを貰ってフロアに入ると結構人が入っている。最後方のブロック前の柵にもたれて周りを見るとカップルが多い感じ。男性も割といる。後ろの方はまだ人もまばらで、冷房が効き過ぎているんじゃないかと思えるくらいだったがコップの氷はどんどん溶けていく。見渡してみるとやはりZeppは広い。天井も高いし奥行きもある。今日はマイクスタンドもだいぶ離れて立っている感じ。
いつもの外人スタッフさんがやってきてBryanのところからマイクチェック、櫻井さんの所で「check,check,Sakurai-san,check」というのに客席が少し沸く。そしてArianne嬢のところでは裏声で、レイ氏のところではデス声で次々とチェック、客席大受け、楽しい人だなあ。そうこうしているうちに周りがだいぶ埋まってきた。東京から日帰りでOKだから遠征組も多いのかな。
Bryanの登場を待たずにいきなり客電が落ちた。予想外の段取りにちょっとびっくり。そしてJulian、Andrew、Arianne嬢が登場し、今井さんは今日も黒パターンの衣裳、白いやつはもう着ないのかしら。レイ氏はいつものハットにもこもこショートジャケット、そして、そして、あらー。
櫻井さんはちょんまげを結ぶどころかセットも何もしていないさらさらの髪のまま流れるままに。のっそのっそと出てきた様子が「わたし呑んでます」と語っている。あちゃあ。去年の仙台でも櫻井さんの酔っぱらいぶりといったらそりゃもう絵に描いたようなべろべろ状態で、一体、仙台の何が櫻井さんをそうさせてしまうのか。でも今日はやさぐれた感じではなく単に出来上がっている人といった感じ。「ようこそ」なんて言葉も飛び出す。調子そのものは悪くないのか。何度もモニターの上に乗っかってはあわあわしたり（落っこちたりすっ転ぶことはなかった）、マイクスタンドを杖替わりにしてモニターの上を渡り歩いたり、気がつけばとにかく一人で踊っていて、やることなすこと可笑しくてしょうがない。
Organzolaで「sexしようsex」、ああ………あなた、今日はSCHWEINなんですよ。呑んでいるせいで暑いのか、今日は早めに黒羽根コートを脱いでしまって、小道具として持ち出してくることもなかった。
こうなってしまうとレイ氏も絡みにくいのか、今日はレイ氏の後ろから櫻井さんが腰を打ちつける体位でさらっと。レイ氏が櫻井さんの頭に手を置いてくしゃくしゃする場面もありましたがそこからは進展がなかったような。
ああ、リキッドではウォッカを口に含んだ後ちゃんとチェイサーを流し込んでいたのに今日はそのまま呑んでしまっている。ステージ上でもまだ呑むか。
PornoではArianne嬢の足の間に頭をもぐり込ませうがうがと上下させてましたが、これも絡みというよりはひとりでいっちゃってる感じ。
Slipの冒頭では両腕を蝶々のようにひらひらさせて、この人だいじょぶなのかしら………歌っている間に一瞬正気を取り戻したかに見えましたが、戻っては来ずにそのまま行ってしまいました。
Fantasiaのイントロでは今井さんが「さくらさくら」風のフレーズを奏でているかと思えばレイ氏が脱いだジャケットをぶんぶん振り回し、かたや櫻井さんは赤ワインの瓶を取り出し自分の腕にだらだらだら。なんだこのバンドは。レイ氏の熱演の間もステージ中央でうろうろうろうろしている酔っぱらいがひとりいます。
Fantasiaで「聞かせて、あなたの嘘を」と言ったり今日はアドリブが多かった、歌詞が飛んでいるのではなくて好き勝手やっている感じ。PIGの曲は殆どが今までと違って聞こえた。それはそれでアリなんだけれども。
You're My Diseaseではズボンの中に左手突っ込んで歌ってました、こらこら、ひとりで行くでない。
照明がきれいだったのが初めてよくわかりました、オープニングの青と緑の光もきれいだし、曲に合わせてバックドロップにかっと光があたる所なんてかっこいい。今日は音も良くてAndrewのドラムも熱が入ってかっこよかった。
にしても、これだけべろべろでも音程を外さずにちゃんと歌えるというのはたいしたもんだわ。って、そういう問題じゃないか。こういう櫻井さんをレイ氏やサポート諸氏はどう思ってるんでしょうね、あきれてないかしら。今井さんは何にも言わないのかなあ。