■2005年9月3日(土曜日)
凄い。凄過ぎる。マイメロが凄過ぎる。マイメロのキャラクターアルバムが凄過ぎる。
白盤(Amazon)・黒盤(Amazon)と2枚同時発売なところも凄いしジャケットからしてスキスキスーなオーラが出まくり。これ見ちゃったらもう買うしかないっしょーな勢いでね。たまらん。
内容がこれまた想像をはるかに超えるマイメロワールド・クロミワールド満開の超お楽しみソング満載。いやー、これ聞いて改めて声優さんって凄いと思ったわ。
白盤は終始マイメロの声にやられっぱなし。オープニングとエンディングをマイメロが歌ってるってだけでもよだれもんですが、それにファンキーなノリの「マイメロディのABC動物園」、タイトルからしてよくわからない「ちびメロのテーマ-増えたらイイネ!-」、歌ちゃんが歌う「シアワセの羽」など、オトメモードな1枚。
対する黒盤はクロミ様の魅力があふれ出してもう…あぶあぶあぶ。主人公であり仮にもサンリオキャラであるマイメロに向かって”いつもいつも間の悪いオンナだよなー!”とか”おねがいとか言ってんなよ!”とか(番組タイトル全否定)日頃の恨みつらみが噴出した「クロミパンク」、柊様の歌う「美・Guilty」、作品中に1回だけ登場した中年アイドルユニット”ヤナギ&マッツン”の歌う「愛・終列車」、クロミとバクが切々と歌い上げる「クロミの夢はいつ開く」、そして極めつけ、”クロミ〜クルミ・ヌイVer.”とクレジットされた切ないバラード「クロイヒトミ」。内容濃過ぎます。最高です。
クルミ・ヌイはどうやら明日の放送で登場する模様…うううう、毎回毎回激しく面白いこのアニメですが、一体これ以上どうしちゃってくれるのだろー。果たしてクロミの一途な思いは冷たいスケコマシ柊に届くのか? ああっ(身悶え)。
こうして毎週楽しみにしてるアニメがあるって幸せだなあ…。
■bk1売り上げ報告
先月のご利用はありませんでした。
■2005年9月11日(日曜日)
部屋を片付けていたら変色したビットキャッシュシートが出てきた。残高を確認したらまだ少し残っていたのでユニセフに寄付した。もうPremiumは更新されないっぽいしな。携帯サイトの収入はPremiumの比じゃないんだろうしなあ。
■2005年9月13日(火曜日)
定点観測。
前回に比べればなかなかたいしたもんではないか。かなりヒトの住居っぽくなってきたぞ。手前に積んであるマンガは弟のもの。
■2005年9月17日(土曜日)
毎日新聞の余録に恭造さんの「冬の月」が取り上げられていた。
高木恭造は1903(明治36)年、青森市生まれ。旧制青森中学を卒業し、津軽半島の突端に近い寒村の小学校の代用教員を務めた後、満州(現中国東北部)の医大を卒業し、戦後は弘前市内で眼科医を開業。87年に84歳の天寿を全うした▲生前、何度か弘前の自宅兼診療所を訪ね、作者本人の津軽弁での朗読を聞かせてもらった。まろやかな津軽弁とあいまって、東北人の心の温かみが伝わってきた。すっかり津軽弁のファンになってしまった
前にも書いたかもしれないが恭造さんはうちの祖母の叔父にあたる人で、うちの母は一時期この高木眼科の手伝いをしていた。その時に聞いたのだが、恭造さんのところにはよくこんな風に恭造さんの声を聞きにくる人が来ていたらしい。母の仕事終わりを待ちながら待合室でふらふらしている時、こういう人がやってきたのを見た記憶がある。みんな眼科の入り口から入ってきて恭造さんに顔を見せては繋がっている奥の応接間の方に入っていったものだった。今思えばなかなかフランクだったのだなあ…中には「センセいらっしゃるぅ〜?」とオカマ言葉で話す某放送局のアナウンサーとか、当時まだグレープで活動していたさだましさんも来ていたと聞いた。
ところでこの「冬の月」は恭造さんの中でも特に大好きな詩だ。
ドしたてあたらネ憎(ニグ)ぐなるのだべナ
憎がるのア愛(メゴ)がるより本気ネなるもンだネ
そして今まだ愛いど思ふのア
ドしたごとだバ
愛だなあ…としみじみしつつ、明日は団子でも食いながら中秋の名月を眺める事にするかあ。
■2005年9月21日(水曜日)

弟が友達からちょっと変わったマンガを借りてきた。「きょうの猫村さん」(Amazon、bk1)という。
家政婦紹介所に自らを売り込み家政婦として働く猫が主人公という、ざっと書いただけでも変なマンガだ。しゃべるし働くし自らお風呂にも入る猫村ねこ。得意料理はネコムライス。お世話になったぼっちゃんとの再会を夢見ながら家政婦業に精を出す日々。派遣されたお屋敷にはゴージャスな奥様と仕事やらなんやらで忙しい旦那様と就職活動に勤しむぼっちゃんにちょっと不良のお嬢様、そして絶対に開けてはいけない謎のトビラ…家政婦という言葉から想像しうる限りのステレオタイプなベタさ加減に思わず癒されるっつーかなんつーか。家政婦仲間とのやりとりとか、頑なだったお嬢さん(尾仁子っつーすごい名前)が猫村さんにだけは徐々に心を開いていくだとか、作中ドラマの「泣き虫刑事」とか、どこをとってもベタベタもいいところなんだがそれがいい。こうきたら当然こうくる、という、一種のカタルシスですかねこれは。
1ページに2コマという構成もちょっと変わっているなと思ったら、ケーブルテレビ向けインターネットサービス「@NetHome」で1日に1コマずつ連載されているネットマンガなんだそうだ。こちらの特設サイトには登場人物紹介やお試し版もあって猫村ワールドが垣間見られます。また、出版元のマガジンハウスのサイトには猫村ねこ本人による猫村ワールドの紹介が。
いやしかし和むわー。絵の感じも昭和40年代テイストでいいんだよなあ…でも作者さんは1974年生まれだそうだ。うーむ。続きが楽しみっす。