わたしがリアルタムイムで初めて聞いたルースターズは「SOS」だったと思います。大江慎也さんが抜けて花田裕之さんがボーカルになってすぐのこと。この時の印象は「気になるなあ」
その後、気になりつつも特に聞き込むことはないままたらたらと時は過ぎて昨年のこと、BUCK-TICKファンの知り合いがカラオケで「C.M.C.」を歌うのを聞き「何だこれは!?」と。
そして今年に入ってからこのトリビュート・アルバムの発売を知り、ベスト盤やらオリジナル・アルバムやら聞いては「すごいすごい!」とひとり盛り上がっていたのでした。
どの曲もかっこよくて申し分なし。ありがとうルースターズ。
(1999.05.01)
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1999年5月29日。行って来ました、久々の赤坂BLITZ。RESPECTABLE ROOSTERS LIVEです。どうしてあんなハンパな時間に始まるのか(15時会場、16時開演)納得いきました、5バンド+1の堂々の演奏ですもんね。出演順にPotshot、PEALOUT、the pillows、GYOGUN RENDS、THE GROOVERSの5バンド、ライブはおろかオリジナル音源も聞いたことのないバンドばっかりだったんですが、いや〜面白かった。特にGYOGUN RENDS(ギョカンレンズ)のステージの楽しいことといったら!語尾が必ず「〜だぜ、イエーハニー」になるベースの人も、ラーメンヘアーなのに妙に普通なギターの人も、すんごいかち切れたロックンロールをやらかしてくれちゃって。ベースの人がギターの人にじりじり近寄っていって、これがBUCK-TICKなら女性ファンの絶叫ポイントになるところもなんだか笑えて、ギターの人が「うっせえな、邪魔だよ」という感じでベースの人をはらいのけるところなんてもう爆笑。他がみんなTシャツバンドだったのに対し、赤シャツ+ネクタイ+黒スーツといういでたちの彼等はえっらいかっこよかったっす。the pillowsを除く4バンドでは花田さんがギターで共演。花田さん、引っ張りだこだ。花田さん、細いよ! でもって、最後は花田さん下山さん井上さん池畑さんの4人による「ルースターズ」のステージ!!! もうもうもう!!! ROSIEだわDO THE BOOGIEだわニュールンベルグだわNEON BOYだわ、べろんべろんにかっこよかったっす。アンコールなしで終演のアナウンスが流れ「ええ〜」の声が一斉にあがる。ねえ。もっと聞きたいのにねえ。しぶしぶ会場を出て地下鉄の駅で時計を見るとなんと21時39分。げ。これじゃアンコールは無理だなあ。それでも満足満足。ありがとうルースターズ。客層はすごく若かったけど、ルースターズで一番盛り上がってましたね。まさにRESPECTABLE。布袋さんからお花が届いていたのが印象的でした。
(1999.05.30)